相場が不安定になってくるとポートフォリオが乱れてしまって悩んでいませんか?
この記事で紹介する『情報との接し方』を実践すると、少し落ち着くことができます。
なぜなら、私も毎日悩んでいますが実際に実践して、ポートフォリオの乱れがなくなっ
たからです。
今後も悩み続けるとは思いますが乱れることは一切なく、資産形成に取り組みましょ
う。
身近に迫る半導体不足
先日、知人と話していると「急に寒くなったから湯船につかりたいけど給湯器が壊れて
るんだよね」とのこと。
「ふむふむ。種類で悩んでるの?」「いや、半導体不足で給湯器がないってさ。11月か
12月になるって」
知人の生活の不便さに同情しつつも、私たちの実生活に影響が出始めていることを実感
しました。
そしてニュースで見た、聞いた情報が身近でおこったことで、少し現実的に不安を感じ
ます。
壊れた給湯器が交換できない…私たち生活にも忍び寄る半導体不足の余波 背景には米中対立やコロナ禍も
記事後半で触れられている半導体にまつわる政治的な部分も大切ですね。
国家安全保障のカードになり得る、それだけ重要なものであるということです。
そして、この記事です。
これはインパクト強かったですね。
アップルは「iPhone13」生産目標下げ方向、半導体不足で-関係者
アップルは半導体購入で世界屈指の存在だが、その強力な購買力をもってしても、
世界中の産業に大打撃をもたらしている供給混乱問題で例外ではない。
大手半導体メーカーは需給逼迫(ひっぱく)が来年末まで、場合によってはそれ以降も継続すると警告している。
そして、アップル株はこの報道を受けて、12日の時間外取引で一時1.6%下落しているん
です。
自動車業界、エレクトロニクス業界の苦悩が話題になって久しいですが
とうとう世界屈指の購買力をもつ企業が影響を受け始めているんです。
ということは、他の企業は考えるまでも無く影響を受け、業績が悪化し、株価は下落す
ることが予想できます。
米国長期金利の上昇、ボトルネックによるインフレ、そこに業績の悪化、見通しの下方
修正が続くとすると
調整局面どころか、ここまでの逆回転がおこっても不思議ではないと考えるようになり
ますよね。
そこにもってきて、冒頭の半導体不足による給湯器の逼迫が身近で話題になっているん
です。
これは「靴磨きの少年」の逆じゃないだろうか?とさらにマイナスの発想は増幅されま
す。
そこで、著名投資家の発信を受けて、中途半端な形で飛びついてポートフォリオが乱れ
る。
私の意見
私たち生活者としての個人投資家が、こういう投資マインドのときに下す判断が良いは
ずがありません。
焦って兎にも角にも売却しまくったり、何故かレバレッジをかけて勝負に出てみたりは
無しにしましょう。
不安になって、もしくは興奮状態になって、いろいろな情報に飛びついてしまって
本来のポートフォリオを崩さないようにしましょう。
こういう時にすることは3つです。
①資産形成をしている理由を思い返す。
②投資シナリオがブレていないか見直す。
③俯瞰的にネガティブな情報を観察する。
あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!