皆さん、家計管理はされていますか?
家計管理というと「面倒くさい」「現実に萎える」などなどネガティブな意見が多いよ
うです。
しかし資産形成をしているときには「判断材料」として機能するんですよ。
そこで、「生活者の視点」から考えてみました。
家計管理から資産形成への基本パターン
まずは、家計管理の基本として「収入-支出=余剰金」から取り組みます。
この余剰金を「貯蓄」として積み立てていきます。
まずは「貯蓄」が生活費の半年分~2年分を目安にします。
これが生活防衛資金ですね。
貯蓄から投資へ
「貯蓄」が生活防衛額にまで積みあがったら、「投資」に取り組みます。
勤務先の「確定拠出型年金」「従業員持ち株会」から始める方が多いようですね。
もうひとつの非課税制度「つみたてNISA」も長期での資産形成を目的に良いですね。
投資の裾野拡大
非課税制度枠を使い切ったら、いよいよ特定口座での取引を開始します。
この頃になると、「いろいろな銘柄に目移りする」「とにかくポジションを持っていた
い」など貪欲になりがちです。
そして、とにかく資産規模の拡大に夢中になって、他人との比較を気にしてしまいがち
なのです。
収支に変化はないか?
ここで、「家計管理」を見直したいんです。
「投資」に夢中になりすぎてリスク許容度を超えてしまっていませんか?
「ライフイベントによる収支の変化」や「予期せぬアクシデント・トラブルによる収支
の変化」などはありませんか?
ここで「生活者の視点」
まずは、「安全で健康的な生活」の確保が第一です、最優先事項です。
あくまでも投資は資産形成の方法であって、資産形成は「より良い生活」のための方法
です。
機関投資家ではなく「生活者」としての個人投資家であることを大切んしたいですね。
「資産形成は家計管理から」の大切さ
つまり「家計管理」によって、生活の状況にあわせて資産形成の優先順位を調整する判
断材料になります。
そういう視点から考えても「家計管理」は大切なんですね。
人それぞれの管理手法はあれど現実を見失わない基準になるということです。
波乱相場を目前にした状況ですが、落ち着いて資産形成に取り組みましょう。