新年早々(正確には年末からですが)トラブル続出でした。
おかげで半世紀近い人生でもっとも年を越した実感のない年末年始となりました。
「こんなにもか・・・」という言葉しかでないほど生活基盤が崩れてしまい、とても動
揺し取り乱しました。
貧すれば鈍するではないですが、卑屈な発想にも陥りました。
そんななか、なぜか「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」冨岡義勇様に一喝された
炭治郎をまたもや思い出しました。
そこで、ふと「新しいNISA」について違う視点からの気づきがあったのでご報告です。
年末年始のトラブル
詳細は省きますが、簡単に言っちゃうと
生活の根幹部分を委託していた方々からの約束の反故
精神的に拠り所としていた方々とのお別れ
言葉にすれば、これだけのことですがなかなかのストレスとなりました。
やっと、細々と生活の再建が実感できるようになってきた矢先のことですからダメージ
大です。
厳しい現実、でした。
とはいえ数年前の記憶・経験がありますので「もう一度一から組み立てよう」と持ち直
しました。
ここで、心の落ち着きを取り戻させたのは運用資産額ではなく
緊急時用資金=現金でした。
新しいNISAについての話題、研究
新しいNISAについては、いろいろな方が言及されていますね。
効率的な活用方法として、よくみかけるのが
「年間360万円の枠を使い切り、最短の5年間で1,800万円まで資金投入する」
という方法です。
根拠となる考え方・計算がいろいろなパターンで示されていますので、とても参考にな
ります。
私も研究中ですが、いろいろと試行錯誤するのも楽しいですよね。
資産形成をするのですから、有利な制度を活用すること、早く実行して時間を見方にす
ることは、重要です。
生活者として、攻略法は可能か?前提としての生活基盤は盤石か?
ただ、私たちは生活者であることがより重要です。
年間360万円という金額を5年間もの間、資産形成に振り分ける余力がある人がどれだけ
いるのか?
有利な制度で一定の安全性チェックがなされた対象であるからといって、フルインベス
トメントで良い訳ではないのですね。
「日常生活を維持するお金」
「万が一の時臨時で生活を維持するお金」
「とても大切なイベントを実現するお金」
は確保しておきたいのです。
まどろっこしいです、やきもきします、うずうずします。
NISAでは、資金拘束があるわけではないので、最悪の場合は対応できないこともありま
せん。
でも、最悪の場合にストレスを受けたダメージ大の状態であれやこれやできないもので
す。
「キャッシュ・イズ・キング」も案外と馬鹿にしたものではありません。
もう一度、落ち着いて「資産形成に振り分ける資金」を確認したいですね。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」です。