人生100年時代の資産形成について考える

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「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

テンバガーと個人投資家の投資戦略

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最近よく見かけるテンバガーという言葉が、気になって迷っていませんか?

この記事で紹介する『テンバガーの考え方』を読むと、迷わずに判断することができま

す。なぜなら、私も迷いに迷って、結果大切なことに気づいたからです。

今後は、悩むことは一切なく、投資戦略を実行しましょう。

 


テンバガーと個人投資家の投資戦略

 

結論としては、コア・サテライト戦略のサテライトの一部としての取扱いが良いです。

 

テンバガー投資のおさらいから考えてみます。

 


テンバガーとは


英語表記「ten-bagger」の日本語読みで、株価が10倍になるほど急上昇した銘柄のことです。「bagger」は野球の二塁打三塁打の「塁打」の意味です。

1試合で合計「十塁打」を放つような大活躍した選手のイメージを株価に重ねた表現で

す。

 


テンバガー投資

 

テンバガー投資には短期と長期の2つの時間軸の方法があります。

短期の方法とは、株価が短期間に急騰した銘柄に飛び乗るという方法です。

しかし、多くの銘柄が、数日株価が急上昇した後は天井をつけ、大幅な下げに転じてし

まいます。ですから損切り・撤退するかのルールを決め、それを必ず守ることができる

人だけ実行できます。

 

長期の方法とは、低PERで放置されている成長株の数多くの企業に投資し、5年、10年と

時間をかけてじっくり待つという方法です。

ポイントは有望な銘柄を不人気なうちにいかに仕込むかです。

そのうち魅力に気づく人が増えてくれば株価が上がってテンバガーになるという狙いで

す。重要なのは「候補の見つけ方」と「地合い(個別銘柄や相場の状況、環境、値動

き)」です。

 


テンバガーの考え方

 

時間と労力から考える

 

生活者としての個人投資家にとって、大切なのは長期・分散・積立の継続です。

短期のテンバガー投資を実行する時間と労力を確保できるか

長期のテンバガー投資を実行する資金配分は適正か

といった、投資戦略全体から考えることが大切です。

 

 

資金から考える

 

実際に、資産形成の目的となる住宅取得・教育・老後、どれも失敗できない資金です。

資産運用期ではなく、資産形成期であるということは、失敗できない資金です。

だからこそ自分でコントロールできる投下資金を最大限にして保有株式数を増やすべき

です。

上がるかどうか分からないテンバガー候補に資金を置いておく状況ではありません。

つまり、サテライトの中の一部とするのが健全です。

 

 

私の意見

 

長期のテンバガー投資は、とても魅力的ですね。

投資家冥利につきるというか、本物の投資家になれたというような憧れがあります。

ただ、サテライトの一部としてとなると成功しても極めて小規模になってしまいます

ね。限られた資金枠の資産増加では資産形成の一部分しか賄えないということになりま

す。つまり、テンバガーで一発逆転とはならないんです。

ただ、私は投資家としての喜びを堪能するということで良いと思います。

チャレンジするに充分です。

あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!