米景気・雇用の回復に伴い、米金融当局によるテーパリングが見込まれるなか、ジャク
ソンホール会合にバーチャル形式で登壇するパウエルＦＲＢ議長に注目されています。
当然、パウエルＦＲＢ議長に注目が集まっているんですが、もう一人最近よく名前が出
てきます。
ニュース記事からご紹介します。
（米国長期国債相場での動き）
【2021/8/23】
米国債の弱気派に心の支え、シティもバーリ氏も利回り上昇を見込む
米国債利回りが上昇すると見込む投資家は、シティグループおよび「世紀の空売り」で有名なマイケル・バーリ氏のお墨付きを得た。
【2021/8/23】
世紀の空売りバーリ氏､米長期国債下落に賭け－ＥＴＦプットに308億円
世界的な金融危機の際に住宅バブル崩壊に賭ける投資で成功し、マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」（原題：ザ・ビッグ・ショート）
で有名になったマイケル・バーリ氏が、米国の長期国債相場が下落する方向に資金を投じている。
（そして、こんな動きも）
【2021/8/17】
「世紀の空売り」バーリ氏、キャシー・ウッド氏旗艦ファンドに逆張り
マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」で取り上げられ有名になったヘッジファンド投資家のマイケル・バーリ氏は、ウォール街のトップスターに狙いを定めている。
これ、結構なインパクトありますよね。
「世紀の空売り」再びか！！というイメージがドーンと来ます。
「米国市場、そろそろ来そうだな」となりますよね。
ご存知の方も多いと思うんですが、映画「マネー・ショート華麗なる大逆転」のモデル
になった方です。
私は、たまたまAmazonPrime Videoで見かけて、視聴したんですが、とても面白かっ
たです。
結果はわかってるのになぜかドキドキしましたね。
見終わった後の虚無感も良かったです。
とってつけた爽快さは気持ち悪いです。
それにしても「世紀の空売り」っていう異名、すごいですよね。
あと、ジョージ・ソロス氏の異名の「イングランド銀行を潰した男」も凄いですよね。
少し前ですが、2020年1月のダボス会議での、レイ・ダリオ氏の「Cash is trash（現金は
ごみだ）」にも衝撃を受けました。
事実とデータを積み重ねて理論的に説明されるよりも、「世紀の空売り」という異名を
もつ、実績のある投資家の動きを説明された方がイメージが強いです。
「目的」は別として、「伝える」ということを考える時に大変参考になります。
