人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

人生100年時代の資産形成について考える

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【2021.7.7.初投稿】【2022.4.1.更新】


人生100年時代」

最近では良く耳にする「人生100年時代」というフレーズ。

 みなさんは人生100年時代」に合った人生設計ができていますか

しかし、この言葉を聞くと何やら不安になるというかソワソワしませんか?

「良い時代になったね!」というより「しっかり準備しないと!!」というネガティブ

な意味合いが強く含まれているのが原因のようです。

と言うのも、続く言葉が「就労期間の延長」「健康寿命との乖離」「老後破綻」などの

『だから~しなければならない』というニュアンスが多いのです。

そんなこんなで「何歳まででも働き続けて、我慢して節約しないと」なんて思い込んで

いませんか?

 

私は、もっと「あれもできる。これもできる。」というニュアンスが含まれたポジティ

ブな夢のある目標を設定したいです。

 

そのために必要なことは「資産形成」です。

 

 

人生100年時代」を目前にした現実

中高年世代に差し掛かると支出の増加にげんなりします。

かといって収入が右肩上がりな訳もなく・・・。

 

「資産形成」という言葉はよく聞くし、やらなきゃなとは思ってはいてもなかなかたど

り着けない。

 

気づけば、仕事では責任は重くなり、家庭でも用事は増える一方で、ゆっくりと考えを

巡らせる時間もない。

 

ネット検索をがんばって、手当たり次第に思いつくままに節約に取り組んでみたものの

ストレスが溜まってしまう。

 

大変なことずくしです。

 

 

人生100年時代の資産形成について考える

そんな中高年世代にむけて

人生100年時代の資産形成について考える」ブログを書いていきます。

 

30代中盤からアクシデント連発に見舞われ、FP知識を死に物狂いで研究している自分自

身の経験をもとにしてこのブログでは人生100年時代」を生き抜くためにどういう

資産形成が必要なのか考えていきたいと思います。

特にライフプランを実現するためのFPの基本を中心にご紹介します。

 

これであれこれとネット検索して頭を悩まさなくても大丈夫です。
ブログを読んで参考にしていただけると嬉しいです。

 

読者登録、ご意見・ご要望などいただけると励みになります。

 

一緒に「人生100年時代の資産形成」に挑戦しましょう!!

 

【必見】40~50代の家計の見直しに悩んでいる方、 【FP無料相談】を受けてみましょう

皆さん、収入はなかなか増えない、節約も限界はあるよ。と悩んでいませんか?

かつて、家計管理は一切せず、資産形成には目もくれず、数え切れないほどの選択ミス

を繰り返してきた私が一念発起して家計管理を始め資産形成に取り組むようになった

きっかけはFPでした。

そこで、家計管理・資産形成について悩んでいる方に最適な【FP無料相談】についてご

提案します。

 


【40~50代の家計の悩み】

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子供や親の大きな出費が分かっていてもなかなか準備できない。

豊かな老後にむけての資産形成なんてとんでもない。

日々の生活がいっぱいいっぱいで余裕なんてないよ。

収入もなかなか増えない、節約も限界はあるよ。と悩んでいませんか?

 

 

【陥りやすい状況】

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40~50代には出費のピークになるケースが多いですね。

かといって20~30代のうちにバッチリ手を打っておくのもなかなか難しいものです。

仕事・家庭の用事、付き合いも増えて家計管理や資産形成について考える時間を確保す

ることが難しいですよね。

そうこうしているうちに決断のタイミングは目前に迫っているものですしね。

 

 

【解決策】

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私の場合は悩みに悩んで、結果たどり着いたのがFPでした。

ネットで調べてもどの情報が自分に必要な情報なのか判断がつかなかいものです。

もうプロの意見に縋ろうと。FPならいろんな知識もあって経験もつんでいるだろうと。

 

 

【期待できる成果】

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FP相談で家計管理の基本、資産形成の取り組み方を学ぶと問題点と課題が明確になりま

す。いままで的を絞れなかった情報の取捨選択も格段にしやすくなりますよ。

 

 

【大切なポイント】

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自分が納得できるFPを見つけることが大切です。

かといってすぐに相性の良いFPと出会えるかは分かりません。

だからこそ無料相談みたいな機会は存分に活用しましょう。

 

【まず行動しましょう!】

こちらからの申し込みでFP無料相談ができますよ。

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

マシュマロ・テストと家計管理

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皆さん、「家計管理」の最適化はうまくできていますか?

油断すると膨張しがちな支出を最適な形でコントロールすることは大切ですね。

相場変動に惑わされない資産形成に思いを巡らせていた時にふと思い出した「マシュマ

ロ・テスト」。

資産形成の土台である「家計管理」に直結する実験なのです。

ということで、少し違った方向から「家計管理」のモチベーションアップをはかりま

しょう。

 

【マシュマロ・テストとは】

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簡単に「マシュマロ・テスト」をご説明します。

1960年代後半から1970年代前半にかけてスタンフォード大の心理学者、ウォルター・ミ

シェル氏が実施した「マシュマロ・テスト」

子供達は、目の前にあるマシュマロを食べることを15分間我慢するともう一つのマシュ

マロがもらえると言われます。

結果は、半数の子供達は我慢でき、半数の子供たちは食べてしまいました。

子供達の平均年齢は4歳半。

1990年の再調査では、アメリカで行われている大学入試の時に必要な学力一般テスト、

SATの点数を較べました。

その結果、我慢できた子供たちのSATの点数は、我慢できなかった子供たちより高かっ

たということです。

さらに21年後の2011年、実験に参加した子供たちが中年になった時点で、脳の検査をし

ました。

我慢できた子供たちの脳では、計画、社会行動の調節に関係する前頭前皮質が、我慢で

きなかった子供たちより活発に働く事がわかりました。

 


【Joachim de Posada(ホアキム・デ・ポサダ)氏の講演】

「Don't eat the marshmallow!ーマシュマロはまだ食べちゃダメ!」

www.ted.com


動画で見ると子供達がものすごく可愛いですよ。

屈託なく速攻で食べちゃう子、匂いまくって我慢しようとする子、ただ悶絶する子、知

能犯な子、本当に可愛らしいなあ。子供は宝物だなあと実感します。

 


【後日談】

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ニューヨーク大学カルフォルニア大学の共同研究によると

・「7分我慢できたらもう1個あげる」と伝えた

・子供達の属性も考慮してみると、金持ちで学歴の高い両親の元に育った子どもほど、

我慢できたということで「マシュマロ・テスト」には再現性はなく誤りだとする主張も

出てきています。

 


【マシュマロ・テストと家計管理】

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実験の有効性は別としてクリアした子供達は「我慢」したのか「先を見据えた」のか。

どちらにせよ、凄いことだと思います。

4歳の子供にとっての15分という気の遠くなるような時間。

マシュマロという贅の極み。

我が子はどうか考えながら、自分は?となると自信がグラグラです。

単純に比較はできないですよね。

私たちの実生活に置き換えると「家計管理」が当てはまります。

「今の目の前の愉しみ」を「先の豊かな愉しみ」にむけて我慢できるか?

ということです。

私たちには「バランス良く配分する」という「第3の選択肢が」あるのはズルいところ

ですね。

そんなことを考えながら「家計管理」を頑張ろう!と意欲を搔き立てられました。

子供達に格好いい大人の背中を見せましょう。

人生100年時代のライフスタイルで最大の武器「資産形成」

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人生100年時代」と言われはじめてどれくらいでしょうか。

すっかり耳に馴染みのあるフレーズになってきました。

ところで「人生100年時代」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

ほとんどの場合、「資産形成」「健康」ということになるようです。

今回は少しだけ違った視点から考えてみます。

 


始まり

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人生100年時代」に向けて  厚生労働省HPより

www.mhlw.go.jp

ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
人生100年時代構想会議中間報告より引用)から抜粋

 


健康寿命と資産寿命

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健康寿命】とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」

【資産寿命】とは、「老後の生活を営んでいくにあたって、これまで形成してきた資産

が尽きるまでの期間」

どちらも大切ですね。

健康であっても資産がなければ生活が立ち行かない。

資産があっても健康でなければ生活が立ち行かない。

両立させるにはバランスよく目配りしいながら維持していくことが重要になってきま

す。

 

根本的なライフスタイルの違い

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人生100年」が今までの延長線上にあるかのように、数十年長生きするよねー。とい

う話ではないのですね。

言い換えれば、生き方を見直すことが必要になってくるということです。

小・中・高・大へと進学すれば「100年時代」に必要な知識・技術は習得できるのか?

就職した企業は「100年時代」に沿った雇用を約束してくれるのか?

結婚し取得する住宅、万一の備えとしての保険は「100年時代」に通用するのか?

などなど、今までの基本パターン、平凡な幸福パターンでは間尺に合わないことが出て

きそうです。

根本的にライフスタイルを見直す必要があるということですね。

 

人生100年時代のライフスタイルで最大の武器「資産形成」

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実体験として私は30代中盤でのアクシデントを皮切りにこの10年ほどトラブルの連続を

経験しました。

この実体験からの結論として、「資産形成」が最も助けになった、ということです。

積み重ねてきた知力・体力・経歴・属性は、すべて吹き飛びます。

大切ではないということではありません。

今でも知力・体力・経歴・属性によって助けられ支えられている部分もあります。

それでも、客観的に評価して「資産形成」に勝る要素は何一つありませんでした。

当たり前といえば当たり前ですが

「資産形成」は個人の能力であったり組織の絆を超える力を持っているんですね。

ですから「資産形成」に真摯に向き合っています。

そして、新しいライフスタイルの可能性を追求しているんです。

「資産形成」が皆さんの助けになり支えになることを信じて、これからも発信していき

ます。

 

【鑑賞レビュー】『マージン・コール』

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皆さん、資産形成をしていくなかで波乱万丈さまざまな状況に出会いますよね。

今回は、以前ご紹介した『リーマン・ブラザーズ最後の4日間』と同じくリーマン

ショックを銀行側、リーマンブラザーズ側からの視点で描いた作品です。

ただ、4日間ではなく24時間、経営者視点ではなく中間幹部視点となっていますのでイ

メージ・雰囲気も随分変わります。

こちらも、ぜひ一度ごらん頂きたい映画です。

※内容に触れています!「ネタバレ注意」です!!

こちらから、AmazonPrime Videoで事前にご覧下さい。

 


【あらすじ】

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ウォール街のとある投資銀行リーマン・ブラザーズがモデル)を舞台に世界的金融危

機のきっかけになる事件の24時間に従業員たちが取る行動が描かれています。

大量解雇が断行され、若手社員ピーターは解雇された上司からのデータを読み解き、会

社が総資産を超える巨額損失を抱えている可能性を発見する。

緊急役員会を招集して出された結論は市場が気付く前に全ての不良資産を早急に売りさ

ばくという決定。

サムは顧客や市場の信頼を失うことが明白であり、自分の信念に反すると悩み続けるが

時間は迫る。

 


【主要登場人物】

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サム・ロジャース

人望があり士気高揚が上手い。ウィルの上司。

 

ジャレッド・コーエン

サムの上司。若くして出世しているだけあって抜け目ない。

 

サラ・ロバートソン

リスク管理担当。発覚前から気づき警告していた。

 

ジョン・トゥルド

最高経営責任者。圧倒的な存在感と冷徹な判断力。

 

ピーター・サリヴァン

有能な若手社員。データを読み解き、危機的状況を見抜いた。

 

ウィル・エマーソン

大量解雇に生き残った。ピーターの上司。

 


【みどころ】

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大量解雇に眉一つ動かさないサム・ロジャースが愛犬の死を前に深い悲しみ。

⇒後半にも愛犬とのエピソードが登場。この愛犬が象徴としての役割。

 

自社の置かれている状態を共有したサムとジャレッドの会話

⇒ジャレッド「夢を見ているみたいだ」に対して、サム「目が覚めた」

目の前にある危機に対しての正反対のとらえ方

 

ウィルが部下に聞かれて年収250万ドルの使い道の内訳を教える

⇒ただ漫然と支出が膨れ上がるという見本のような内容。

 

サラがジャレッド、ジョンに対して「報告していた」と詰め寄る

⇒利益優先、存続優先の判断の結果としての破綻も責任は回避する上層部。

 

昼食をとりながらジョンがサムに

⇒歴史は同じ事を何度も繰り返しているんだ。我々は自分たちを救うことができないん

だ。コントロールしたり、止めたり、緩めたり、ほんのわずか、変えることさえできな

いんだ。

達観したような口ぶりではあるが詭弁でしかない。

 

【感想】

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世界的金融危機のきっかけになるような事件も始まりは組織の論理、自己保身の積み重

ねであったということですね。

高度で難解な金融商品をコントロールし損なったのではなく、組織の論理、自己保身に

抗えなかった人の欲望なんです。

かといって関係者・当事者が極悪非道な、血も涙もない人の集まりかというと、そうで

はない。

それぞれ、悩み、苦しみ、状況によっては自分自身にも大きな被害が及ぶ立場であった

ということ。

善悪の基準というのは曖昧であり、判断材料にはなり得ないということ。

生活者の個人投資家として市場に居続ける以上は肝に銘じておきたいですね。

 

 

 

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押し目買いのその前に ~感情・欲望を乗り越えて~

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皆さん、昨日の株価急反発でしっかり行動できましたか?

こういう相場が乱高下する時には浮足立ちがちですが落ち着きましょう。

複数の情報をしっかり受け止めるのも良いアイデアです。

 

【用語解説】

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押し目買い
株価が下がることを「押し目」といいます。
上げ相場で株価が下がったとき、その押し目を狙って買うことを「押し目買い」といいます。
上げ相場がまだ続くと考えられるときは押し目買いが入りやすいです。

 

 

【記事の紹介】

2022/3/9の主要株式市場を席巻した押し目買いの熱狂についての記事が出ています。

押し目買いで加速した株価急反発、ベテラン運用者は納得せず

www.bloomberg.co.jp

ポジポジ病の人には耳の痛い内容ですが、とても分かりやすく本質を突いています。

是非、ご一読ください。

 

要点だけ抜粋していきます。

新型コロナウイルス禍による株価急落後の反騰局面の記憶が興味をかき立てている可能性はあるものの、当時と今では大きな違いがあるため、今日の反発を見て市場に乗り込むのはリスクが高いという。

これですよね。

大衆心理というか脊髄反射というか合理的な判断なしに行動してしまっているのかもし

れません。

何らかの勝算を確信しての行動であれば良いのでしょうけれども。

 

何よりもまず、中央銀行の姿勢が違う。2020年には中銀による市場への大規模な流動性供給能力が、同年と21年の大幅株高の土台を築いたが、今はそうした意欲は存在しない。
ロシアによるウクライナ侵攻は極端な価格変動を引き起こしており、世界経済の成長を阻害しかねない状況下で不都合な事実だ。

ゴールドマン・サックスのクリスチャン・ミュラーグリスマン氏は「この種のリスク

は、ほとんどのポートフォリオでポジション設定やかじ取りが非常に難しい。

われわれが向き合っている最も重大なリスクは、多くの地域でリセッションリスクを引き起こす可能性が見え始めているスタグフレーションだ」と指摘した。

 

これはどういうことかというと、後段の

 

ウクライナ侵攻で経済成長は打撃を受け、歴史的高水準にあるインフレ率をさらに押し上げる見込みで、経済はスタグフレーションに陥りかねない。
新型コロナ禍で数十年ぶりの深刻な不況に見舞われてからわずか2年で再びリセッション(景気後退)入りする恐れもある。

ということです。

スタグフレーションに陥り、再びリセッション入りする可能性があると。

 


そして

米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で3年ぶりとなる利上げに踏み切る見通し。
S&P500種株価指数は調整局面入りしたばかりで、利回り曲線は急激にフラット化しており、こうした状況で米金融当局が政策引き締めに動くのは少なくとも1990年以降では例がない。

 

過去30年に渡って経験したことのない状況に進んでいくということです。


だからこそ

「一次産品の供給不安で多くの国でリセッション入りの確率が高まっている。
米国は大方の国よりも守られているが、少なくとも予想より急激に減速するリスクを考慮する必要がある」と分析。
債券市場が発するリセッション入りリスクの警鐘や資源価格高騰による需要への脅威に言及し、株式保有を減らしてキャッシュ(現金)比率を高める時期だと指摘した。

ここまで、分析しているのかどうかということです。

さらに

カルミニャック・ジェスチョンもポートフォリオの株式比率を平均40%から5%に削減。 
ゴールドマンは投資家に実物資産や金、ドルなどの安全資産通貨の買いを推奨した。

と続き、記事は終わっています。

 

 

【感情・欲望を乗り越えて】

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ついこの間まで、アメリカのインフレ率高止まりと金融引き締めにピリピリしていたの

にロシアのウクライナ侵攻を受けての市場混乱にドキドキしていたのに

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」でしょうか?

「ほら、ほら、ほら、ほら、来ました!!!」という感じでしょうか。

コロナショックに乗り切れなかった悔しさも背中を強く押しているのでしょうか?

油断してしまうと「飛んで火にいる夏の虫」になる自分を抑え込むのに必死です。

 

皆さん、いかがですか?

規律を守って行動できていますか?

落ち着いて資産形成に取り組みましょう。

 

人生の危機で選択したのは『インデックスファンド』 ~なぜ、持株会を脱会したのか~

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皆さん、資産形成は順調に進んでいますか。

世界では、政治面・経済面において混沌としてきていますね。

また、生活者としての個人にもいろいろな状況変化はありますね。

この先どうなるのかは誰にも分かりませんが一つアイデアとしてご紹介します。

 

【資産形成におけるインデックスファンドの役割】

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一般的に、

資産形成期においてはある程度のリスクを取らないと速度・効率が落ちる。

資産運用期においては充分な分散をはかってリスクを管理・減少させる。

と言われています。

 

株式投資でいえば

資産形成期においては「個別株式」

資産運用期においては「インデックスファンド」

というところです。

 

なんとなく感覚的にも理解できますよね。

ところが勉強不足から「知らなかった」というケースもあるんです。

 


【ぼんやりした資産形成からの再構築】

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私の経験からご説明します。

私は、資産形成という意識は非常に低く労働収入で賄えると漠然と考えていました。

ですので基本的には預貯金を最優先にしていました。

そして入社以来の惰性で勤務先の「従業員持株会」で積立をしてきました。

「リスク資産」は「従業員持株会」と「企業型確定拠出年金」で充分。

あとは預貯金を積立てるのが良いという基本スタンスでした。

 

そこで、トラブル発生。

30代後半でした。

当初は「生活の維持が可能かどうか」も「短期間で決着がつくのか長期間になるのか」

も分からない状態が1年間続きました。

 

この時に、初めて本気で家計・資産について勉強し考えました。

そして従業員持株会はあくまでも「個別株式」であるということに気付いたんですね。

当時の状態で個別株式をそのまま持ち続けるのは「リスクの偏在」だということにで

す。

小規模でも短期間でも、資産価値の下落にとても耐えられないと考えました。

そこで資産の内訳を再構築しようと選択したのが、『インデックスファンド』でした。

 


【人生の危機で選択したのは『インデックスファンド』】

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人それぞれの状況があり目標がある資産形成においては絶対的な答えはないですね。

私の場合、トラブル発生がきっかけになりました。

しかし、現在のスタイルが完成形ではありませんし普遍的なものとも考えていません。

現時点では

・将来の資金を確保・成長させないといけない。

・労働収入というキャシュフローを維持できる期間が不透明になった。

という条件下で『インデックスファンド』を選択したということです。

「現在の自分にとって最適かどうか」を見直すのは重要ですね。

とにかく諦めずに前を向いて歩を進めましょう。