皆さん、資産形成は順調に進んでいますか。
世界では、政治面・経済面において混沌としてきていますね。
また、生活者としての個人にもいろいろな状況変化はありますね。
この先どうなるのかは誰にも分かりませんが一つアイデアとしてご紹介します。
【資産形成におけるインデックスファンドの役割】
一般的に、
資産形成期においてはある程度のリスクを取らないと速度・効率が落ちる。
資産運用期においては充分な分散をはかってリスクを管理・減少させる。
と言われています。
株式投資でいえば
資産形成期においては「個別株式」
資産運用期においては「インデックスファンド」
というところです。
なんとなく感覚的にも理解できますよね。
ところが勉強不足から「知らなかった」というケースもあるんです。
【ぼんやりした資産形成からの再構築】
私の経験からご説明します。
私は、資産形成という意識は非常に低く労働収入で賄えると漠然と考えていました。
ですので基本的には預貯金を最優先にしていました。
そして入社以来の惰性で勤務先の「従業員持株会」で積立をしてきました。
「リスク資産」は「従業員持株会」と「企業型確定拠出年金」で充分。
あとは預貯金を積立てるのが良いという基本スタンスでした。
そこで、トラブル発生。
30代後半でした。
当初は「生活の維持が可能かどうか」も「短期間で決着がつくのか長期間になるのか」
も分からない状態が1年間続きました。
この時に、初めて本気で家計・資産について勉強し考えました。
そして従業員持株会はあくまでも「個別株式」であるということに気付いたんですね。
当時の状態で個別株式をそのまま持ち続けるのは「リスクの偏在」だということにで
す。
小規模でも短期間でも、資産価値の下落にとても耐えられないと考えました。
そこで資産の内訳を再構築しようと選択したのが、『インデックスファンド』でした。
【人生の危機で選択したのは『インデックスファンド』】
人それぞれの状況があり目標がある資産形成においては絶対的な答えはないですね。
私の場合、トラブル発生がきっかけになりました。
しかし、現在のスタイルが完成形ではありませんし普遍的なものとも考えていません。
現時点では
・将来の資金を確保・成長させないといけない。
・労働収入というキャシュフローを維持できる期間が不透明になった。
という条件下で『インデックスファンド』を選択したということです。
「現在の自分にとって最適かどうか」を見直すのは重要ですね。
とにかく諦めずに前を向いて歩を進めましょう。