人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

若者の夢に教わった人生100年時代の資産形成

どこまでも続く円安傾向で将来に不安を感じる方も多いようです。

疑心暗鬼というか「社会保障費の負担が大きくなるのに年金は貰えないんじゃない

の?」というような話を耳にすることが増えました。

連想してしまうのでしょうか。悪いイメージがガスガスつながってしまうというか。

こういう状況では、発想は硬直的になり、身が縮こまり、既知の安定にしがみつきたく

なるんですよね。

最近、知り合った若者と話していてふと気づいたことです。

 

 

とある20代の女性

ニコニコと笑顔の素敵な女性でした。

ご家族を大切に想っていて、いろんなエピソードから、とても仲が良いご様子が伝わっ

てほのぼのさせて頂きました。

また、一面では食や趣味などの好みがハッキリしている、自分の意見をもっている方で

した。

 

 

とある20代女性の夢

動物が大好きという彼女は、動物に関わる仕事を小さい頃から夢見ていたようです。

ところが、ある資格に挑んで頑張ってきたけど最近になって違和感を持ち始めたという

ことです。

そして、今は夢を見失ってしまったような感覚があるそうです。

 

 

とある20代女性の不安

"今まで頑張ってきたことがなくなってよくわからなくなった。"

"なんとかしなきゃと焦るけどしばらくゆっくりしたい気持ちもある"

"このままでは将来が見えない、怖い"

 

とある20代女性に教わったこと

一生懸命に頑張ってきたんだな、と思うとほろっと来ました。

夢=仕事というイメージが崩れて土台が崩壊したような感覚に陥るということでしょう

か。「わかる、わかるぞぉ」と思いながら

 

ふと気づいたのです。

 

すべては、常に、この連続なんですよね。

何回も何回も、やり直して挑戦していく。

その過程も含めて楽しんで面白がる、という姿勢。

人生に、仕事に、資産形成に共通している大切なこと。

 

ニコニコと笑顔の素敵な女性に教わったお話でした。

30年ぶり円安の今、備えるべきものは

32年ぶりの円安ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

「これからもドンドン円安が進む」という方もいれば「円高の巻き返しが必ずおこ

る」という方もいます。

そんな予想はさておき、実際の生活ではいかがですか?

職場では、円安・賃金・生活水準から日本の将来への悲観論が渦巻いています。

そこで、小難しい話は置いといて、どれぐらいのダメージがあるのか考えてみました。

 

直近の生活は

たしかにスーパーに買い物に行くと、しっかりと値段が上がっていますね。

私の場合、賃金も下がっているのでWパンチです。

しかも、1年目で馴染んでいないので少々しんどいですね。

とはいえ、まだまだ工夫の余地はあります。

筋肉質な家計とまでいかなくとも、細々マッチョな家計ぐらいは目指していきます。

 

資産状況は

「円安によるプラス」と「外国株安によるマイナス」が見事なバランスをとって相殺さ

れて、ほんのりプラス。

ここは本当に感心します。

まあ、逆に行くこともありますよね。

円高によるマイナス」と「外国株安によるマイナス」はゲンナリですね。

私は、石橋を叩いて叩いて、疲れて渡れなくなるタイプですので

リスク・無リスク比は50:50なんです。

リスク資産の内訳も、海外・日本比は70:30ぐらいなので、とてもマイルド。

一方で資産形成で考えると、株安局面は、「保有資産は含み損を抱えます」が、「新規

積立分・買付分は安値での購入」ということです。

「逆もまた真なり」です。

あまり、気にしすぎずコツコツが良いというのが実感できます。

外貨自動積立で設定しているから気になりませんが、毎日、自分でドル転だと手が出な

いと思います。

 

ライフプランは

円安がライフプラン全体に直撃することは、あまりないように思います。

ライフイベントによっては、ファイナンシャルプランの見直しが必要になってくるかも

しれません。

意識的にすることといえば

①より選別していくことが重要になってくる

②資産形成の中で、分散の観点から外貨資産をもつこと

の2点でしょうか。

悪くないですよね。

自分の価値観を見つめ直し、より可能性を広げる。

浪漫がありますね。

どんとこい精神でやりましょう!!

 

【マネしちゃダメ!絶対ダメ!!】ボーナスが吹っ飛ぶ個別株式へのアプローチと対処の仕方

資産形成において、株式投資は王道中の王道でしょうか。

伝統的資産とも呼ばれ昔からの歴史ある資産形成の手段ですね。

それだけに浪漫があるんですよね、特に個別株式には。

今回も、私の失敗談を反面教師にしていただければ、幸いです。

 

米国IPO銘柄への挑戦

きっかけは米国IPO銘柄の紹介を見たこと、1社だけ輝いていました。

直感的に「これだっ!!!」と確信しました。

 【第一の失敗:銘柄選定】

 

サテライトで将来的に大化けする銘柄を発掘というのは、ひとつのテーマでした

賞与1回分くらいまでなら良いだろう、と買付。

余分な追加まで実施。

【第二の失敗:入金額設定】

 

ストーリーの裏読みと勘違い

今後、必ず伸びていく分野の根幹を支える技術を保有しているのは素晴らしい。

表舞台のプレイヤーに飛びつくのはミーハー、玄人は裏方(プラットフォーマー)狙い

よ。

 

過信と思い込み

ハイテク株に逆風の環境なのだから大きな下落は仕方あるまい、

参入障壁の高い企業、必ず将来的に大化けする、大丈夫。

【第三の失敗:ポジション判断】

 

株価は1/3へ・・・

その後も下がり続け、ここ直近の弱気相場において、株価は1/3へ

しっかりと賞与1回分くらいの損失を含んでいます。

ですが、「信じたいんやっ!!!」

ということで、戒めの意味も込めて、ホールド&ウオッチ続けます。

 

何がダメだったのか?

【第一の失敗】から【第三の失敗】まで、「根拠がない」ということが最大の敗因で

す。

この銘柄については、なぜか投資の神様にでもなったような感覚でここまで来てしまっ

たのです。

私は効率的な資産形成を目標としておらず、許される範囲で寄り道して学んでいこうと

考えています。

しかし、失敗は恥ずかしく悲しいです。

今後は、神がかった気分になった時は注意します。

 

「人生100年時代の資産形成」に取り組んでいるきっかけ

今日は、私の人生にかけがえのない存在ができた日です。

”国破れて山河あり”

ならぬ

”夢破れて雑草まみれ”

の我が家の庭を眺めながら物思いにふけています。

 

 

ここまでの人生

人生100年時代の半分に満たない期間であっても思い通りには進まないものですね。

20代、30代、40代の体力的にも精神的にもエネルギーがみなぎっている時期にたいした

成果は出せなかったです。

特に40代の体力的、精神的、経験、技術のバランスがとれているという自負がある時期

に喫した敗北は大きかったです。

根本的な敗因は、「プラン変更は敗北」という思い込みが硬直的になってしまっていた

ことです。

自分自身にも周囲にも大きな負担となり、結果として破綻の原因にもなりました。

そこで得た教訓は「変動するべし」です。

 

 

ライフデザインは変動して良い

ライフデザインとは、生き方、生きがい、生きる上でのニーズのことです。

人それぞれの価値観に基づいた「生き方」ですから、夢や人生観が色濃く反映されま

す。

また、若年期と壮年期が同じである必要はなく、いろいろな経験を積んで変化していく

のが自然ですね。

 

 

ライフプランニングも変動して良い

ライフプランとは「人生設計」や「生活設計」のことです。

 より具体的に「暮らし方」について家族、住居、キャリアなどの計画です。

ライフデザインに沿ったプラン設計になっているかは重要です。

ライフデザインの変動によって自然と変動していきますが、うまく適応できない場合は

問題が発生しがちです。

 

 

ファイナンシャルプランニングも変動して良い

ファイナンシャルプランニングとは、ライフデザインに沿って、ライフプランを実現し

ていくのに必要な資金計画です。

実質的には、ここがネックとなって実現不可能もしくは制約が入ってしまうことが多々

あります。

若年期には偏りがちですが、バランスをとっていくことがとても大切です。

 

 

人生100年時代の資産形成」に取り組む

何ほどのものでなく、何も成し遂げたことはないけれども、生きています。

40代での敗北は心身ともにズタズタにし、諦めの境地に沈んでいました。

しかし、まだまだこれから!

再挑戦を誓い「人生100年時代の資産形成」に取り組んでいます。

そういう想いを奮い起こさせるかけがえのない存在に感謝あるのみです。

「よい株主に、俺はなる」資産形成・投資をする、(やわらかい部分)のメリット

物心がついて集団生活を送るなかで様々な価値観に遭遇します。

やがて成長するにつれて同水準のほぼ近しい価値観の人達と過ごす時間が多くなりま

す。

「株主になる」ということは、自分の思考の壁を取壊し新しい視点で異なる価値観に接

する機会なのかもしれません。

 

 

きっかけ

投資をはじめて、個別株式を購入し「株主」の一員になると、とても嬉しく、少し誇ら

しい気持ちになったものです。

生活の中で見かけると「頑張れ!!」という応援の気持ち、「ありがとう!!」という

感謝の気持ちが、自然と湧き上がってきます。

ふと気付いたのですが、暖かいんですね。気持ちが穏やかなんです。

株主目線で応援したくなるというのは、とても、とても心地よい感情になるんだなあ

と。

 

 

思い返すと

社会人になると自分の属する企業・組織の中での意識が強くなりがちかなと感じます。

営業やマーケティングなどの職種では、他業種にも意識はあるといえど、やはり見方は

「売り重視」の視点ですね。

どのような業種・業態の方とお会いしても一様に「外のことは知らないので・・・」と

いう少し不安気な物言いをする方が多いです。

とはいえ、業界の慣習から外れず、企業風土に馴染んでいれば、外の世界には無知でも

困ることがなかったのです。

 

 

これまでの自分

営業やマーケティング目線で、他業種多業態の企業を見ていました。の視点でしたね。

どちらかというと、厳しい目線・否定的な評価になりがちなのではないかと思います。

無駄足をふみたくないというか、沈みゆく船に巻き込まれたくないというか

俗に言う、大企業病やお役所体質ということですね。

私の勤務先は大企業でもお役所でもありませんが。

 

 

これからの自分

いま「人生100年時代の資産形成」というものを考えはじめ、手探りで挑戦している状

態ですが、個別でも投資信託でもETFでも、株式投資をすることで新しい見方、接し方

が自分の中で芽生えてきたように感じます。

株主目線を多くの人が持つようになれば、商品・サービスを受ける側になった時にも、

友好的な協力的な関係性でいられるのではないかと感じています。

そうすると、やはり人間のすることですからテンション・コンディションに良い影響を

与えて、結果より良い商品・サービスになっていくような気がします

失敗・ミス・不備に気付いた時に、より大きな効果があるのではないでしょうか。

「ヤバい、隠そう」「なんとか誤魔化せないか」と硬直するより、「どうやったら良く

できるかなあ」とドシンと構えられるように

主にETF投資信託を通じてということになりますが、微力ながら企業の発展・経済の

活性化に携わっていたいなあと考える最近です。

 

値上げ!値上げ!!値上げ!!!インフレ?家計はどうなる??

右を向いても、左を向いても、値上げ!値上げ!!値上げ!!!ですねえ。

しかし、間違いなく賃金は上がっていませんから、とにかく支出バランスは崩れます。

では、どういうリバランスが望ましいのかを考えてみました。

 

 

インフレとは

インフレとはインフレーション(Inflation)の略で、私たちが普段買っている日用品や

サービスの値段(物価)が上がることをいいます。

インフレには、タイプがあって

 

デマンドプル型インフレというのは、景気の過熱上昇により、経済全体の需要増加によ

る物価の上昇を指します。

 

コストプッシュ型インフレというのは、生産コスト(原材料・資源価格・賃金など)の

高騰による物価の上昇を指します。

 

そして、インフレには、良いインフレ悪いインフレがあります。

良いインフレは「景気の拡大をともなうインフレ」ということです。

つまり賃金アップなどの所得増加に伴うデマンドプル型インフレは良いインフレといわ

れます。

 

 

物価上昇の原因

  • 新興国等の所得の増加により、世界全体の資源需要が伸び続けている
  • 世界的な天候不順により農作物の不作が発生している
  • 脱炭素をキーワードにした構造転換にともなって関連する資源の需給バランスがとれていない
  • 新型コロナ禍からの需要回復ペースに生産・物流など供給面が追いついていない

ここに、ウクライナ情勢が重なり、円安進行でさらに輸入物価が押し上げられていると

いうところです。

 

 

物価上昇の現状・展望

2022年6月の消費者物価指数によると、

食料は、生鮮食品を含んだ場合で+3.7%上昇しています。

品目別では、食用油の+36.0%、小麦粉の+15.5%など、輸入依存度の高い食品価格の

伸びが2桁に達しています。

エネルギー価格は、電気代+18.0%、ガス代+17.1%、ガソリン価格は前年同月比+

12.2%と価格上昇幅が大きくなっています。

この物価上昇が今後どうなっていくのかということですが

一過性のものであるとしても欧米のような極端な高インフレは起こりにくく、緩やかな

インフレが続いていくというのが大方の見通しです。

一方で、経済界からは終身雇用の維持は困難、賃上げは困難という声が相次いでいま

す。

つまり、生活コストは上がり続けるのに、賃金は不安定かつ先細り傾向ということです

ね。

 

 

家計でできる対策

一般的な対策ですが、視点を少し変えてみて

 

購買パターンの見直し 輸入品は割安、国産品は割高の崩壊⇒輸入品価格が上昇してお

り、国産品との価格差が縮小しています。

 

使用パターンの見直し 食品や電気・ガス・水道などの無駄遣いを削る

 

資金フロー・ストックパターンの見直し 安全性重視で現金の割合が多すぎると

と、物価上昇で実質的な保有資産価値が目減りしてしまいます。

 

この3つのパターン見直しをまとめてみると

「ライフプランニング」「ファイナンシャルプランニング」の見直しということです。

 

 

人生100年時代の資産形成」ということ

世界的な気候変動、資源争奪戦によって、食料・資源の価格は上昇していくことは分

かっていたことです。

しかし、日本では長らく経済が停滞しデフレが続いてきたおかげで、生活コスト上昇の

リスクを見落としがちだったのですね。

今までの前提条件が変わったのですから、

やるべきことは「ライフプランニング」「ファイナンシャルプランニング」の見直し

いうことです。

人生100年時代の資産形成」ということです。

 

【目から鱗】住宅論争の新たな視点

「総コストで考えれば・・・」、「ライフスタイルの実現や自由度では・・・」など終

わりなき論争が繰り広げられるテーマです。

「住宅の購入」は人生の3大支出とも言われ、悩みに悩んでいる方も多くいらっしゃい

ます。

そういった土台をぶち破る情報を目の当たりにしたのでご報告です。

客観的なデータやトレンドはなく、あくまでも私の体験(n=1)ですので軽く参考程度

にして下さい。

 

目から鱗のきっかけ

不動産会社に自宅の査定を依頼したところ、驚きの返答。

10年前に私が購入した価格よりも15%も高い価格の提示だったのです。

土地・建物についての査定根拠を詳細に読み込んだわけではないですが端的に言えばご

担当者様いわく人気のエリアで条件も良好であるとのこと。

もちろん、物件確保のために下駄をはかせた査定価格であるという部分もあるかもしれ

ません。

しかし、まったく想定にない結果に驚き、グラグラしています。

この場合、ライフプランの方向性が変わり選択肢が増えるのですね。

少しだけ簡単に振り返ってみます。

 

決め手は何か?

住宅については、それぞれの生き方によって様々な選択をされるものですが

私の場合、「子供たちの成長する環境」を最優先に考えました。

とはいっても、地方の政令指定都市の郊外に位置する地域ですから、リセールバリュー

という発想は一切ありませんでした。

祖父母・父母との同居も控えていたので尚更です。子供も年寄りも健やかに暮らせれば

良いと。

つまり、住宅の購入に「資産価値」は求めていなかったのです。

完全に「大きめの消費」として割り切っていて、どちらかというと「子供達への教育

費」に近い捉え方でした。

たまたま、総合的に考えて丁度良い物件が丁度良いタイミングで見つけられたので即決

しました。

 

実際、現実的にはどうか?

人生は考えが及ばなかったり、予測できなかったり、対応できなかったり状況は大きく

変わるものです。

私の場合も例外ではなく、当初の目論見は完全に外れ無残な、あまりにも惨い状態で

す。

こうなってくると、全部が逆になってきます。

考えてみれば30年という長期間を自分も周囲も含めて、想定通りに進んでいくわけない

ですからね。

そういうことで住宅については、とにかく頭の痛い、悩ましい課題としてドドンとそび

え立っているのです。

 

新たな視点

とはいっても、大切な子供達はドシドシ成長しますし、より状況は複雑になるばかり。

悩んでいても仕方ないので資産の再構築に動き出しているのです。

ひとつのパターンとして、自宅を売却したらどうなるか?

「住宅ローンの残債を吸収して耐えきれるか、どのタイミングが良いか」が検討した

かったのです。

そこで、査定依頼した結果が「購入した価格よりも15%も高い価格の提示」だったので

す。

衝撃でしたね

「ほうほうほうほう。」しか言葉がでてこず思考は停止です。

「リスクというのは下振れだけではない」ということです。

「想定していないことは起こる」ということです。

資産形成に取り組んでいて、つくづく実感されているでしょうけれども、何が起こるか

分からない「持ち家」か「賃貸」かどちらかではないということです。

人生100年時代においては、どちらも複数回体験することがありそうです。