人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

おすすめ 終活の方法 ポイントは3つ

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親と老後の話をしたい、子供に先々の話をしたい、けど、なかなか機会がなくて・・・

終活について興味があるけど、親と、子供と、なかなか話せない。

という方に試してもらいたい。

私自身は、ここ数年前から父親との接点が増え、かなり良好な関係を築いています。

意識的に心掛けている、3つのポイントをご紹介します。

 

「終活」をツールとして活用

 

お盆休みも終わりを迎えますが、親兄弟姉妹とコミュニケーションはとられましたか?

お盆・お正月は良い機会ですね。直接ではなくても、電話やオンラインツールを使った

りとか。

今では、親兄弟姉妹が別々に暮らしている場合がほとんどですから、それぞれの価値

観、タイミングは違ってきます。

そして、年々、親は年老いて行き、自分達は生活に忙殺されています。

そんな状況ですから、関係性、最近の動向に大きく影響をうけますが、何かの課題が目

の前に来てから話し合いをしようとすると感情的になりがちです。

しかし、今も昔も変わることなく

親は「子供達に迷惑をかけたくない。」「少しでも子供達に遺してあげたい」と思い

子供は「親に不安な思いをさせたくない」「少しでも充実した生活を満喫してほしい」

と思います。

そこで、「終活」というツールを使いましょうということです。


「終活」とは?

 

「終活」とは、「人生の終わりのための活動」を略した造語です。

2009年に終活に関する書籍が出版されたことを機に徐々に広がりはじめ、

テーマにした映画の公開や、「新語・流行語大賞」でのトップテン選出などを経て、社

会現象を巻き起こしました。

人生の総括を行い、人生の最期を迎えるにあたっていろいろな準備を行うことを意味す

る言葉です。

具体的には、身の回りの整理、財産の相続を円滑に進めるための計画、葬儀や墓の準備

などが主に行われています。

一方で「人生のエンディングを考えることを通じて”自分”を見つめ、”今”をよりよく、

自分らしく生きる」ために終活を行うことが重要視されています。

終活は自分の死後、周りの人に迷惑をかけないようにという気持ちで取り組まれる方も

多いのですが、

自分が健やかな気持ちで過ごすため、自分が充実した人生を送るための「終活」こそが

必要です。

「立つ鳥跡を濁さず」という日本人ならではの価値観・美意識が感じられます。

基本的に3つの活動になってきます。

  1. 身の回りのモノの整理
  2. 財産の整理や相続の準備
  3. 葬儀や墓などの準備

こうして具体的な言葉にすると悲しい活動という印象を持ちがちですが、

限られた時間を前向きに生きるためのポジティブな活動です。

 

3つのポイント:私の意見

 

私自身が、ここ数年前から父親との接点が増え、かなり良好な関係を築いています。

意識的に心掛けている、3つのポイントをご紹介します。

 

①資格・エンディングノートを話のきっかけにする。

②家族の昔話、エピソードを織り交ぜる。

③時間をとって、時間をかけて、話し合う。  

 

具体的にみてみます

 

①資格・エンディングノートを話のきっかけにする。

「客観的な視点」を持ち込むことで、ハードルが下がる、間口が広がります。

「やるべきこと」は、わかりやすく分類・網羅されています。

必要な事柄が書き出せるように工夫されています。

 

②家族の昔話、エピソードを織り交ぜる。

穏やかな、暖かい気持ちになります。

お互いへの愛情を再確認できます。

これからの新しい関係性を構築して強化できます。

 

③時間をとって、時間をかけて、話し合う。  

接点が増えて、さらに話しやすくなります。

問題解決、課題整理みたいな事務的扱いではなくなります。

希望の変化などの軌道修正を認め合います。

 

親が子を想い、子が親を想う。

そういう想いが、お互いに伝われば良いですね。

 

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