資産形成から家計管理を考えるとシビアな話になります。基礎の基礎、土台部分ですか
ら必然かもしれません。
しかし、生活者の視点では世帯の数だけ違うパターンがあり、ドラマがあります。
今日は11月22日、そう「いい夫婦の日」ですよ。
最近、聞いた「夫婦関係の」ほのぼの心温まるお話をご紹介します。
家計管理のパターン
何の根拠もない完全な私の主観だけの話です。
片働き、共働き、夫管理、妻管理、共同管理のいろいろなパターンがありますね。
その中でも、強弱や割合による違いもあるようです。
また、時代による変化も感じます。
私のような昭和世代では、夫片働き・妻管理が理想のパターンというか、良い夫婦・良
い家庭像の典型という意識があります。
現在では、共働き・妻管理がポピュラーな形態であるようです。
ここですよね。「妻管理」は変わってないんですよ。
なにか「男がお金のことを言うのは格好悪い」「嫁が全部やってっから。」というのが
男気あるみたいな風潮が根強いです。
とかなんとか言いながら、なんとかして妻の目を盗んで、ちょろまかして、という動き
をするのが男の浅はかな考えです。
頑なに収入を教えないという方が意外と多いです。ひょっとすると多数派かもしれませ
ん。
さらに、夫は極端な場合が多いように感じます。
夫管理でビシッと円単位で管理して家庭の備品在庫まで把握して統率しているパターン
と、妻管理で完全に依存し、もう何にも分かりまへんねん。振込みも引き出しもできま
へん。パターンです。
不思議なことに何にも分かりまへんねん。パターンの人でも仕事バリバリにこなす方も
多いんです。
男という生物の生来の特徴なんでしょうか?
おそらく、妻に依存してるんですね。甘えちゃうんですよ。男というものは。
優しく怒って面倒みて欲しい。という部分でしょうね。気持ち悪いですけれども。
なんにせよ、どちらかが、もしくは共同で管理はしないといけない訳ですが単純に得意
な方が担当すれば良いと思います。
ただ、家計管理はとても大切で、場合によっては家族の関係性にも影響するようです。
最近、聞いたほのぼの心温まるお話をご紹介します。
家計管理が夫婦の絆を強くした
共働き・妻管理のケース
中学生・高校生のお子様のいらっしゃる女性は、とても怒っていました。
夫の要求はあまりにも理不尽。本気で離婚を考えている。
共働きで家事も家計管理も頑張っているのに文句ばかりつけてくる、協力してくれな
い。家計の現状を知ろうとせず、いつも要求ばかり。
ある時、意を決して話合いをしたそうです。
そこで、家計の現状を全部話し、不安も不満もぶつけたそうです。
そして、要求しました。
「家計管理を共同管理にしたい。」と
話し合いは夜通し続き、その日は夫婦ともに徹夜で仕事に向かったそうです。
しかし、そこから夫が激変しました。
もともと、貧乏性というか節約志向の強い方だったようで、今では妻の私が注意される
こともあるとのこと。
冗談めかして話す彼女は充実感があり満足そうでした。
私の意見
私たち生活者の家計管理では世帯の数だけ違うパターンがあり、ドラマがあります。
資産形成から家計管理を考えると基礎の基礎、土台部分ですが、家族の関係性にも大き
な影響を与えるのですね。
だからこそ、理論上、数値上に捉われすぎず、柔軟に取り組んでいきたいですね。
自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!