人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

死生観と資産形成

f:id:sisan73:20211019184836p:plain

新型コロナウィルスの感染も収まりつつあり,緊急事態宣言も解除されたことで、少しず

つ活発さが戻ってきているようで喜ばしいことです。

一方で、死生観と向き合う機会になった、人生観が影響を受けたという方もいらっしゃ

ると思います。

そうなると、当然ながら資産形成にも何かしらの影響がありますよね。

そのあたりを考えてみます。

 


死生観とは、文字通り「生と死に対する考え方」のことです。

中高年になり同世代の人の病気や死を経験すると、誰しも生と死について自然と考える

ものです。

今回の新型コロナウィルスの感染拡大が、生と死について考えるきっかけになった人も

多いようです。

死を身近に感じることで命の尊さを感じ、これからの人生やその先にある最期の瞬間に

思い至るものです。

漠然とでも生と死を考えることは、今後の人生の生き方を見直すきっかけにもなりま

す。

元気なうちに死に関して考えると、長期的な視点から、今やるべきこと、やりたいこと

が明確になっていきます。

また死への備えをしておけば、不安要素が減ります。

そして、現在の価値観の再確認と目的までのギャップから目標を見直すことで日々の活

動も有意義なものになります。


余命宣告を受けた人の物語は本でも映画でも注目されます。

余命宣告を受けたつもりで家族に手紙を書くという手法も流行しました。

シニア世代の方は終活が定着してきました。


「やり残したまま死んだら後悔しそうなこと」や「今後の人生で実現させたいこと」な

ども人それぞれですね。

「人生において、今日が一番、若い日」という表現はとても良いです。先延ばしにせず

実行するということですね。

別の観点としては、常に身の回りをきれいに整理整頓している方は「何かあった時に見

られても良いように」と言います。

かといって、整理整頓が苦手な人が死生観をもたない人ということではありません。

どこに価値観を置くかの違いですね。

資産についても、子や孫に少しでも遺したい、ぜんぶ使い切る、分かれます

どちらも素晴らしいですよ。正解はないんですから。

いずれにせよ死生観と向き合う機会をもてれば資産形成の手法にもブレが減ります。

 

 

私の意見

 

コロナでの行動制限は、病気やケガでの行動制限を仮体験するような機会にもなりまし

た。

また、大切な人の最後の瞬間に立ち会えなかった方も多くいらっしゃいました。

少なからず、死生観に影響を与えられたのではないでしょうか。

それは資産形成にも影響を与えますね。

私はコア戦略部分への回帰を重点的に取り組みます。

有限の時間を意識して大切に過ごしましょう。