人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

不安定な局面に立ち向かう心構え

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「大きく力強かった上昇相場はもう終わりなんだな」というのは誰もが感じているとこ

ろでしょう。

これから迎える不安定な局面にどう対応すべきなのか?悩んでる方も多いと思います。

少なくても極端な行動で大崩れしない方法を考えてみました。

 


不安定な局面に立ち向かう心構え

 

結論から言います。

基本に立ち返って、自分が一番納得できる一番強い資産をメインにコツコツ積み上げる

のみです。

株式市場が急落したり調整局面に入ると、気付かない間に興奮状態になってブレた発

想・行動をしてしまいます。

大きく局面の変化がおこる前の不安定な時期には投資戦略・ポートフォリオを考えるき

っかけにしましょう。

そして枝葉末節の方法論に目を奪われず、本丸に集中しましょう。

 


現状の再点検

 

YouTubeやブログでは、著名な方々がさまざまな投資戦略・ポートフォリオを強く押し

出しています。

そうすると、どうしても影響されて「これが正解なのか?」と思ってしまいがちです。

しかし、ほとんどの資産は失敗できない大事なお金ですから、何より自分の納得を重視

すべきです。

落ち着いて、落ち着いて、深呼吸して、もう一度、じっくり自分と向き合って考えまし

ょう。


コロナ渦で、世界各国の金融は大幅に緩和され資産価格は上昇を続けてきました。

そして、現在、米国の金融政策では11月には金融緩和の縮小(テーパリング)が始ま

り、来年(2022年)には政策金利の引き上げが実施されると言われています。

その他の主要国についても、同様に金融引き締めに動いています。

 

私はコロナショックの前年から始めた個別株式、ETFについては

当初のもくろみは大きく、大きく外れているのですが資産はしっかり増えています。

チャートを見ても、資産損益を見ても、勘違いしそうになります。

わずか1年前のあの恐怖を忘れているんですね。

そんな自分が本当に怖いです。

自分の目利きが優れていた訳ではありません、むしろ、思惑は外れっぱなしです。

配当戦略で高配当狙いが配当は戻らず、株価が大幅に上昇しているといったように。

それでも、資産全体では大きく資産が増加してしまうのは、世界的な金融緩和の賜物で

す。

 

 

今後の心構え

 

大部分の投資家は、瞬間的な、短期的な大幅な下落には、対応できるかもしれません。

急激な下落と急激な回復をコロナショックで体験しているからです。

しかし、それが長引いたらどうでしょうか?先が見えない長期に渡るジワジワ下落は辛

いです。

さらに言えば、2008年のリーマン・ショック級の約50%の下落『暴落』に万一見舞わ

れ、それが長引いたら?

そういった最悪のシナリオを検討しても良いと思います。

 

私の意見

 

そういう時に拠り所になるのは、自分が信じられるシナリオ、対象ですよね。

間違っても著名投資家が強く押し出していた、今一つ理解できていない投資手法ではな

いはずです。

私がいちばん納得できるシナリオは「何も足さず、何も引かない」全世界株式インデッ

クスです。

現行の経済システムは今後も維持され、世界経済は成長を続けるというシナリオです。

あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!