人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

調整・暴落の材料に過剰反応しない3つのポイント

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私たちが連休中の9/20(月)に世界の株式市場で同時株安がおこりましたね。

この先どういう結末を迎えるのか、世界の金融市場にどういう影響を与えるのか注視し

ていく必要がありますが

私たち自身が、自分を見失わないように、落ち着いて対応できるようにポイントを整理

してみます。


きっかけ

 

中国の不動産開発会社、中国恒大集団は、主力債権銀行少なくとも2行に対する20日

限の利払いを行わなかった。

巨額の負債を抱え、経営破綻への懸念が高まり、20日には世界の株式市場で同時株安

を招きました。

その後、中銀トップや金融機関から「中国固有の問題であり、国際金融市場の問題

ではない」というメッセージが発信されています。


発信されたコメント

 

この出来事について


「懸念材料が籠いっぱいにある中でこのニュ-スが入ってきて全てにゆがみが生じ

た。」

「リスクオフのシナリオでは全てが売られる傾向にある。仮想通貨さえも。」

「市場はコロナ禍に次ぐ相場を動かす要因を求めているのかもしれない。」

「市場がこれまでずっと期待していた調整局面がついに訪れた可能性がある。」


というようなコメントが発信されています。

 


どう受け止めるか

 

過去の事例を学び対応を準備することは大切なことだと思うんですが、アプローチを間

違えると大変です。

私は3つのポイントを意識して気を付けています。この3つは密接に絡み合い判断を鈍ら

せます。

 

「認知のゆがみ」

「結論に飛びつかない」

固執しない」

 


「認知のゆがみ」


客観的事実とかけ離れたゆがんだ捉え方をしていないか。

事実を事実として受け止めているか。

「恐怖」と「欲望」に偏り過ぎていないか。

 


「結論に飛びつかない」


希望的観測から望む結果を決めつけていないか。

近視眼的に結果を求めていないか。

経過も充分に観察しているか。

 


固執しない」


現実におこっている変化から目を背けていないか。

自分の考え・価値観に閉じこもっていないか。

適切な判断を下し実行できているか。

 

 

私の意見

 

コロナショック以降、順調に回復し、絶好調が継続している相場環境において投資家と

して当然、意識しているのは調整・暴落局面ですね。

特に経験の少ない個人投資家にとっては戦々恐々かもしれません。

しかし、逆に奮い立ちすぎて蛮勇に走るのも避けたいところです。

いずれにせよ、しっかりと真正面から向き合い全力で取り組みます。

あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!