人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

【2つの機能】資産形成においての配当金

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待ちに待った9月がやってきました。共感して下さる方も多いと思います。

そう!配当金支払いが集中する9月ですよ。

米国株式・ETFでは、四半期の中でも、3月、6月、9月、12月の配当支払い月が多いよう

ですね。そこで配当金の資産形成においての役割・効能について考えていきます。


資産形成においての配当金

 

高配当株式・ETF投資は人気のある手法ですが、一方で「割安な状態で放置され続けて

いる低成長銘柄」「事業投資する原資が減るので企業価値の成長が見込めない」「課税

によりパフォーマンスが低下する」と評判は悪いです。

投資という観点から考えれば、こういう考え方も理解できますし、納得もできます。

しかし、生活者である個人投資家による資産形成という観点から考えると、また別の景

色も見えてきます。

いろいろな環境の中に生き、さまざまな価値観をもつ生活者である投資家にとって、配

当に対する感情・気持ちもひとそれぞれです。

なんにせよ、ETFや株式からの分配金・配当金は純粋な「不労所得」ですので、金額の

多寡によらず嬉しいものです。

それでは、具体的な役割を「継続」と「維持」という2つの視点で考えます。

 

資産形成を長期に渡って継続するために

 

金額自体は毎月の給与と比較して些少であるにも関わらず、喜びは比較になりません。

農業体験なんかで半年後ぐらいに収穫した時の喜びに近いと思います。

また、分配金・配当金という不労所得」を再投資して株数を増やしていくのは嬉しい

ですね。レベルアップというかバージョンアップというか、仲間が増えて強大になるよ

うなイメージです。

こういった資産形成を長期に渡って継続する要素としての喜びを感じられる機能とし

て。


豊かな生活、幸せに過ごすことを維持するために

 

私の場合、通常の方よりも「働けなくなる恐怖」を身近に経験し、背負っている状況な

ので、少し違った視点です。

私にとって分配金・配当金というのは、希望です。おおげさではなく。金額自体もそう

ですが、仕組み全体がです。

今は、これまでの経験・勉強から対策を練っている途中なのである程度の覚悟もありま

すが、突発的なアクシデント・トラブルが発生した時に「必要な時」と判断して金融資

産の順次売却といった、冷静かつ客観的な精神状態で活動はできなかったです。

怖かったです。資産が減っていくのが。

そういう時に、最低限の生活費の何割かでも分配金・配当金でカバーできるならば、精

神的な安定は充分に見込めます。

精神的・心理的な面での、豊かな生活、幸せに過ごすことを維持する機能として

 

私の意見

 

分配金・配当金が振り込まれる時には、その都度税金の支払いも発生していますので、

効率的ではありません。

また、くれぐれも個別リスク(倒産、減配、無配、ETFでも減配はある)を忘れてはい

けません。

しかし、資産形成に取り組むなかで「長期投資をいかに楽しむか」という視点で考えた

時に、定期的に振り込まれる分配金・配当金というのは大きな価値があります

長い旅のお供として、お楽しみとして。

また、人によっては、心理的な安定を得る役割にもなり得ます

あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!