人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

【実話】家計管理にまつわる家族の話

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資産形成から家計管理を考えるとシビアな話になります。基礎の基礎、土台部分ですか

ら必然かもしれません。

しかし、生活者の視点では世帯の数だけ違うパターンがあり、ドラマがあります。

最近、聞いたほのぼの心温まるお話をご紹介します。

 


家計管理のパターン

 

何の根拠もない完全な私の主観だけの話です。

片働き、共働き、夫管理、妻管理、共同管理のいろいろなパターンがありますね。

その中でも、強弱や割合による違いもあるようです。

また、時代による変化も感じます。

私のような昭和世代では、夫片働き・妻管理が理想のパターンというか、良い夫婦・良

い家庭像の典型という意識があります。

現在では、共働き・妻管理がポピュラーな形態であるようです。

ここですよね。「妻管理」は変わってないんですよ。

なにか「男がお金のことを言うのは格好悪い」「嫁が全部やってっから。」というのが

男気あるみたいな風潮が根強いです。

とかなんとか言いながら、なんとかして妻の目を盗んで、ちょろまかして、という動き

をするのが男の浅はかな考えです。

頑なに収入を教えないという方が意外と多いです。

ひょっとすると多数派かもしれません。

さらに、夫は極端な場合が多いように感じます。

夫管理でビシッと円単位で管理して家庭の備品在庫まで把握して統率しているパターン

と、妻管理で完全に依存し、「何にも分かりまへんねん。振込みも引き出しもできまへ

ん。」パターンです。

不思議なことに何にも分かりまへんねん。パターンの人でも仕事バリバリにこなす方も

多いんです。

男という生物の生来の特徴なんでしょうか?

おそらく、妻に依存してるんですね。甘えちゃうんですよ。男というものは。

優しく怒って面倒みて欲しい。という部分でしょうね。気持ち悪いですけれども。

なんにせよ、どちらかが、もしくは共同で管理はしないといけない訳ですが単純に得意

な方が担当すれば良いと思います。

ただ、家計管理はとても大切で、場合によっては家族の関係性にも影響するようです

最近、聞いたほのぼの心温まるお話をご紹介します。

 


家計管理が夫の頑固な考えを解きほぐした


夫片働き・夫管理のケース

 

仕事バリバリこなし、家計管理についてもガッチリコントロールされている方でした。

人生の3大資金もなんなくクリアされていました。

立派なご自宅を所有され、お子様は自立されて、奥様はご趣味に勤しみ、典型的な成功

をおさめておられるようでした。

ある時、雑談のなかで、こうおっしゃいました。「俺は家族に復讐されてる。」

本音とも冗談ともつかぬニュアンスで。

返事をためらい、怪訝な表情で先を促すと「例えばだけど」

「家族で外食の時に、俺がいると、ここぞとばかりに高額な注文をしてくる。」

「普段の食事は質素なのを知ってる。」

「買い物の時にも、俺がいると、ここぞとばかりに無理してでも買おうとしてくる。」

「普段から機会をうかがってリスト作ってるのを知ってる。」

「俺の誕生日でも、お祝いの時でも、仕掛けてくる。」

「財布としてしか見られていない。」

良い意味でも悪い意味でもワンマンで豪腕な彼の、仕事上では見せない、弱気な困った

様子が印象的でした。

「でも振返ってみると、俺も悪かったかもしれない。良かれと思って厳しくやってきた

けど、家族にはストレスだったのかも。」

 

 

私の意見

 

私たち生活者の家計管理では世帯の数だけ違うパターンがあり、ドラマがあります

資産形成から家計管理を考えると基礎の基礎、土台部分ですが、家族の関係性にも大き

な影響を与えるのですね。

だからこそ、理論上、数値上に捉われすぎず、柔軟に取り組んでいきたいですね

あくまでも、自分の人生・自分の資産です。資産形成を楽しみましょう!