人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

資産形成の始めかた

f:id:sisan73:20210720211444p:plain

はじめに

資産形成への取組みは、家族構成や価値観でかなり変わってきます。

絶対的な正解はなく、日々、学び、経験しながら自分にとっての正解を探り続けるもの

だと考えています。

私自身は、2019年から資産形成に取り組み始めましたので、まだまだ初心者として勉強

中です。

とはいえ、勤務先の「従業員持ち株会」「企業型確定拠出年金」には加入していますの

で、年数だけではベテランです。

本当に恐ろしいことです。

今考えればなんともったいないことをしてきたのかという経験ばかりです。

そこで、自分の経験を踏まえて「資産形成を開始するタイミング」「資産形成を開始す

る手法」についてまとめていきます。

 

直近の状況

まず、直近の状況としては

日銀が発表した資金循環統計によると、

  • 2021年3月末時点の個人(家計部門)の金融資産残高は前年比7.1%増の1,946兆円

資産別では、

  • 現金・預金残高は5.5%増の1,056兆円
  • 投資信託は33.9%増の84兆円
  • 株式等も32.1%増の195兆円

また、金融庁の発表によると2021年3月末のNISA口座

  • 開設数は4.1%増の約1,586万口座
  • 買付額は6.3%増の約23兆円

若い世代の関心が高く、年代別の口座数は

  • 20代が10.5%増の約112万口座
  • 30代が9.3%増の約227万口座

新聞・雑誌・テレビ・SNSでも投資関連の話題が活況です。

老後2,000万円問題、コロナ給付金、緊急事態宣言などで資産形成に取り組み始めた人も

多いようですね。

 

 資産形成を開始するタイミングとしてはいつが最適でしょうか?

資産形成を開始するタイミングというのは、頭を悩ますポイントのひとつですよね。

私の場合は、入社時にオリエンテーションで「給与振込み用の銀行口座を開設する」と

「証券口座を開設して従業員持ち株会に加入する」がセットになっていて、銀行、証券

会社から担当者が来られてましたね。

その後、選択できるようになったのですが、私の時は選択肢はなく、あくまでもセット

でした。まあ、率直に言うと強制でしたね。

それから数年後に「確定拠出年金」に移行するということになりました。説明会後、署

名を求められ決定しました。これもまあ、率直に言うと強制でしたね。

そういうスタートでしたので、まったく状況を確認することもなく放置でした。

パスワードも忘れ2回ほど再発行してもらうような有様でした。

それから何度か投資ブームがあり、周囲では個別株式やFXを始める人もいましたが、た

だ話を聞くだけでした。

確定拠出年金も同僚の意見を聞いて都度、真に受けてイジル程度でした。そしてまた、

そのまま放置です。

そして、リーマンショックです。愕然としました。

いつ見ても、何回見ても、画面は真っ赤です。

しばらくの間、会社を恨みました。完全に逆恨みですが。

そこで、自称投資に詳しい同僚の迷言を信じました。

「売らなければ損失は発生していない。」です。そしてまた、そのまま放置です。

こういった経験はとてもキャリアとは言えません。ただただ恥ずかしいだけです。

しかし、しっかりと反省した上で、諦めずにここからできることに真剣に取り組んでい

こうと考えたのが2019年の夏でした。

それから2年間、勉強しながら、実際に資金投入して経験しながら実感したのは

「いつ始めても良い」です。

少し悲観的なというか消極的な表現になりますが

「考えても無駄だし、選択肢なんかない。」というのが実感です。

2020年は、コロナ・ショックで証券口座を新規開設する個人が急増し、休眠口座も動き

出したそうです。

株価の暴落が理由でリーマン・ショック後にも見られた現象のようです。

そして約1年が経過し、2021年7月13日の終値では、S&P500、ダウ工業株平均、ナスダ

ック総合指数と主要株価3指数がいずれも最高値を更新しました。

世界の主要な株価指数も史上最高値を更新しており「バブル懸念」も出始めています。

株価の下落幅、回復速度、上昇幅、予測できましたか?

そして、納得できる買い付けができる資金を準備できていましたか?

もちろん、バッチリ成功した方もいらっしゃるとは思いますが、なかなか難しいですよ

ね。

今から考えるから「株価が暴落した時に買っておけば良かった」とも思えるだけで、2

番底・3番底、長期低迷と騒がれていた時に買えましたか?

今から考えるから「まだまだ株価は上がる。早く投資しないと」とも思えるだけで今が

ピークだとしても買えますか?

つまり結局は「考えても無駄」「いつ始めても良い」ですよね。

相場が上がるのか下がるのかを正確に読み切ることができないからです。

 

資産形成を開始する手法については何が最適でしょうか?

さて、では資産形成を開始する手法については何が最適でしょうか?

私の場合は、「従業員持ち株会」「企業型確定拠出年金」が資産形成のスタートになり

ました。

「従業員持ち株会」については、ドルコスト平均法での買い付け、配当再投資が自動な

ので何もすることはありません。

「企業型確定拠出年金」は自分で商品選択・スイッチングをするのですが何も考えず適

当に動かしまくっていました。

両方ともメリット・デメリットをまったく理解していなかったので「やってはいけな

い」ことを全部やっていました。

そして、しっかりと反省した上で、諦めずにここからできることに真剣に取り組んでい

こうと考えたのが2019年の夏でした。

それから2年間、勉強しながら、実際に資金投入して経験しながら実感したのは

「制度・仕組みを活用する」ということです。

少し悲観的なというか消極的な表現になりますが「考えても無駄だし、選択肢なんかな

い。」というのが実感です。

まず、個人の初心者がプロの機関投資家と同じ戦略で戦うことは避けたいところです。

そして、少しでも有利になるためには、「制度・仕組みを活用する」ことです。積極的

に活用したいです。

つまり、私はiDeCo・NISAなどの非課税制度を最優先にするべきだと思います。

一般的な生活収支で資金力も考慮するとiDeCo・NISAをあわせて、月に約60,000円の資

金投入で十分なところかなと思います。

いろいろな成功体験や派手な話題に心が惹かれるのは仕方ありませんが、冷静に自分自

身の戦力(情報力・技術力・資金力)を受け入れましょう

われわれ初心者は戦力(情報力・技術力・資金力)から考えて、長期で投資信託ETF

に積み立て投資していくことを軸にしていくべきです。

仕組みとして投資信託ETFなどでは、有力な銘柄の詰め合わせに小額から投資でき

ことが良いのです。

そして、一部を個別株やコモディティなどにチャレンジして経験を積んでいくという

のが良いのじゃないでしょうか。

興味がない時は何も考えず適当な運用になってしまい、興味がある時は情報に目がくら

んで余計なことばかりしてしまう。

まずは、大失敗する可能性が低く、継続しやすい、制度・仕組みを活用するのが良いで

す。

 

私の意見

タイミング・手法を考えるよりも、重要なことは「目的・目標を定めること」です。

「何のために、いつまでに、どういう成果を出したいのか?」を考えるということで

す。

例えば、教育費、住宅購入費や老後資金などです。

5年後に必要な資金と、20年後に必要な資金では、投資についての目的・目標の置き方

がまったく違うので方針・行動・相場に対する向き合い方が違ってきます。

それから自分が目標を達成するために納得できるストーリー、シナリオを選別してい

くと資産形成の土台部分になります。

なぜなら、資産形成にむけて市場に資金を投じると、思っていた以上に心が揺れ動きま

す。

そして極端な行動を取ってしまうのです。積立を途中でやめてしまう、上値付近で買

う、下値付近で売るというような行動です。

そうならないためには、目的・目標を定めて、自分の信じることができるストーリーを

見極めることです。

資産形成の土台部分を積み上げ、固めるなかで、勉強し、経験し、タイミング・手法に

ついて検討できる戦力が備わってくるのだと思います。