人生100年時代の資産形成について考える

人生100年時代の資産形成について考える

「人生100年時代」のライフスタイルの可能性を追い求めています。

【東大式FPの無料FP相談を体験しました】【番外編】【生命保険編】ファイナンシャルプランナー個別相談

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40代50代にもなってくると不安や悩みを抱えながらも、根拠のない自信を持っているこ

とがありますよね。

この根拠のない自信にもとづいた決定でミスがあった時のダメージは無防備だった分、

大きいのです。

私自身が保険商品の選択では失敗を重ねてきたので間違いありません、間違いないので

す。

今回は「家計管理」「資産形成」に悩む方だけでなく、むしろ「自信を持っている方」

にご覧いただきたい内容です。

とにかく「思わぬ落とし穴」「上り坂、下り坂、まさか」を避けていただくために急

遽、番外編でご報告させていただきます。

 

【なぜ、危機感を募らせたのか】

(知人2人の自信)

先日、知人男性と世間話をしていると、ひょんなことから生命保険の話になりました。

「信頼できる人から勧められたから間違いない」とのことでした。

別の日には、ほぼ同じ内容を知人女性から聞きました。

「これだけで保障にもなるし資産形成にもなる絶対良いのに入ってる」とのことでし

た。

ふと昔の自分を思い出しました、「よく分からないけれども自信があった」あの頃の自

分を。

また、立て続けに同じ話を聞かされたので「靴磨きの少年」が連想され、確認しようと

思いました。

 

(知人2人の主張)

「ドル建て終身保険」が良い。

これが、彼・彼女の結論です。

以下、彼のうろ覚えの説明をご紹介します。

「俺の信頼してる偉い人が言ってるから間違いない。」

「やっぱりドルが一番だから。でも、もしドルがだめでも元とかにも変えられるし。」

「率とかも円と違って全然いいし。元本も減るわけじゃないから安心してられるし。」

以下、彼女の噂話の説明をご紹介します。

「知り合いの人に教えてもらったけど、銀行とか保険とかの支社長クラスもみんな(ド

ル建て終身保険)やってるって」

「もう、生活費が足りなくなって借金してでも、この保険続けてたら間違いないっ

て。」

「円なんかもうダメだから。少子高齢化だし。やっぱりドルだったら安心できるか

ら。」

なによりも気になったのは、まったく理解していないようにみえるのに自信満々なとこ

ろです。

共通しているのは、「信頼してる偉い人」「銀行とか保険とかの支社長クラス」のよう

な権威性に一点張りなところです。

 

【ドル建て終身保険とは】

おおまかな特徴でいえば

ドル建て保険とは「外貨を活用した保険商品のひとつで保険料をドルで支払い、保険金

や解約時に戻ってくる解約返戻金をドルで受け取る生命保険」です。

ドル建てなので、円より金利が高いドルで運用することで戻ってくるお金が増えること

が期待できるのですね。

終身保険は貯蓄型なので、保険料が高い分、途中解約や満期で戻ってくるお金が多い保

険です。

つまり、万が一への備えという保険本来の役割にプラスして、貯蓄・運用としての側面

を備えています。

 

(メリット)

  • 円よりもドルのほうが利回りが高い
  • 保険料が割安
  • 満期や解約時に円安なら為替差益が得ることができる

 

(デメリット)

  • 為替手数料が発生する
  • 満期や解約時に円高なら元本割れのおそれがある

 

つまり、良くも悪くも「為替の変動」の影響を受けますよということですね。

ですので「元本割れのない保険で、手厚い保障を受けたい」よりは「死亡保障は備えた

上で、リスクを分散して資産形成したい」という目的に近いようです。

 

 

【今回の目的】

保険のプロに「客観的に評価してもらいたい」という一点につきます。

 

 

【FP相談を選んだ理由】

とても親切で気さくな方だったのと、初回だけでなく、何回でも無料という言葉に勇気

づけられて先日、個別相談したFPに連絡してみました。

今回は、具体的に「ドル建て終身保険」の説明が聞きたいとお願いしたところ快諾して

もらえました。

 

 

【相談内容】

とても親切で丁寧に教えてもらいました。まっさらな自分になって

「ドル建て終身保険」と「円建て終身保険」を比較して説明して下さいました。

基本的に元本保証されていて、万一の保障もついて、貯蓄機能があるのでおススメです

ドル建てで強調されていたのは「返戻率の差」ですね。同じ年数での開きは大きいとい

う部分。

 

私が聞きたかったのは2点

①契約の途中で通貨の変更ができる外貨建て終身保険があるのか?諸条件はどうなるの

か?

②元本保証は外貨ベースで円換算では返戻率の差が吹き飛ぶくらいの為替変動はあるの

では?

 

回答としては

①契約の途中で通貨の変更ができる外貨建て終身保険があるのか?諸条件はどうなるの

か?⇒聞いたことがない。調べてみます。

②元本保証は外貨ベースで円換算では返戻率の差が吹き飛ぶくらいの為替変動はあるの

では?⇒もし円高でマイナスになりそうなら、プラスになるまで運用を続けることができます。

 

 

【デメリット】

「聞き方の問題」なのだろうなと感じました。

上述の知人2名の話からも明らかなように「都合の良い部分のみ」聞いて覚えている。

まっさらで聞けば、「逆の場合は?」と疑問が出るはずなんです。

あと、当然ですが保険商品の専門のFPだったので良くも悪くも、比較対象も保険商品に

なってしまうのは仕方ないですね。

 

 

【効果抜群】

なによりも、自分の自信が正しいのかどうかを客観的に評価してもらえること。

これは大きいです。まさに「目から鱗が落ちる」ですよ。

定期的にFP相談を受けることで必要な軌道修正が期待できます。

 

【番外編】として、FP相談してさらに追加で発見したことは

「口コミや本やサイトでは把握しにくいニュアンスを汲み取ってもらえる」ということ

です。

うまく言語化できないというか、どういう言葉で質問すれば良いかまとまらない場合で

すね。

モゴモゴ言ってるのを、なんとか掬い取ってあげようと頑張ってくれます。

心強いですよ。

 

皆さん、ぜひ一度体験してみてください。

 

今回、無料相談を体験させて頂いたのは、

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

 

 

 

 

【東大式FPの無料FP相談を体験しました】【家計管理編】ファイナンシャルプランナー個別相談

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皆さん、「収入はなかなか増えない」「節約も限界はあるよ」と悩んでいませんか?     

かつて、家計管理は一切せず、資産形成には目もくれず、数え切れないほどの選択ミス

を繰り返してきた私が一念発起して家計管理を始め資産形成に取り組むようになった

きっかけはFPでした。        

そこで、家計管理・資産形成について悩んでいる方に最適な【FP無料相談】についてご

提案します。        

資産形成をテーマに無料個別相談を体験しましたのでレビューします。        

長くなりますので【資産形成編】と【家計管理編】の2パートにわけます。        

        
        
【今回の目的】        

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「客観的に評価してもらいたい」という一点につきます。        

この2~3年で本格的に家計管理を始めたり、資産形成に取り組みだしたりと変化があり

ましたが「方向性はあっているか?」「見落としはないか?」という疑問や不安は常に

つきまとっています。        

ひとりでやっていると、どうしても自分にとって心地よい環境、耳障りのよい情報に

偏ってしまいがちですからね。        

そこで、過去の負の遺産の見直しも含めた総合的な資産形成についてのファイナンシャ

ルプランニングを希望しました。        
        

        
【なぜ選んだのか】        

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今回、私が体験したのはこちら。

 

ご覧になると一目瞭然ですが、「HPがサッパリして見やすかった」からです。        

ファイナンシャルプランナー個別相談で検索すると様々なサイトがでてきますが、ご

ちゃごちゃ見にくかったり、逆に情報が少なすぎたり        

金融機関の窓口の目的が固定されてたりと「帯に短し襷に長し」という感じでいまひと

つ踏み込みにくい印象です。        

結局は実際に担当FPと接してみて相談してみないと分からないことなのですけれども、

洗練されたイメージにかけてみました。        
         

       

ファイナンシャルプランナーによる個別相談・感想】    

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(時間・場所・FPの得意分野)        

時間:  19:30      

場所: 自宅        

FPの得意分野:保険商品全般の提案        

 

事前のアポイントの電話で、日時・場所を決めますが、日時については休日の夜間でも

対応してもらえました。        

面談場所については喫茶店を推されてました。        

自宅を希望すると少し驚いた様子で「え?自宅で良いんですか?」と確認されるほどで

した。        

後で聞いたところによると、ほとんどの方は喫茶店を希望されるようです。        

自宅を知られたくない、自宅に入られたくない、というご意見が多いそうです。        

私は喫茶店であまり込み入った話をしたくないので、やはり自宅が良いです。        
        

(家計についてのやりとり)        

①収入・支出        

②削減・置き換えできる余地        

③今後10年間の家計収支の変化予想        
        

①収入・支出        

収入・支出:おおむね平均的な範囲内です。        

FPからの指摘:しっかり管理できています。という評価。        

FPからの助言:いろいろな制度を調べてみれば何か使えるものもあるかも。        

 

②削減・置き換えできる余地        

削減できる余地:良くがんばってますね。これ以上は無理っぽいですね。という評価     

置き換えできる余地:電気・ガス・通信費など        

FPからの指摘:しっかり管理できています。という評価        

FPからの助言:置き換えできる余地はある。小額だけれども、やる価値はある。        
        

③今後10年間の家計収支の変化予想        

今後10年間の家計収支の変化予想:10年後には大きく支出が減る。

それに伴い、各項目の選択も自由度が増える。        

FPからの指摘:明確な目標があり管理もできている。継続できるかどうか。という評価 

FPからの助言:とにかく、この10年間を乗り切ること。無理せずできる範囲で。        
        

(私の希望とFPからの提案)        

家計管理としては、「今後10年間がとてつもなく厳しい」        

収入については、今後5年間で20~30%の減収は確定的な状況。        

支出については、今後5年間で最大の支出が続くのは確定的な状況。        

そういうことで資産形成に振り分ける「資金・労力・時間」が少なく、選択肢も限られ

る。突破口は見当たるか助言が欲しい。        

FPからは「できる範囲で保険商品での運用ができれば、保障と運用益を期待できます

が・・・。」という提案でした。        
        

(感触と流れ)        

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時間としては1時間30分程度でした。        

相談全体として「とても丁寧で親切だった。」という結論です。        

適度に雑談もあり、FPご自身の経験なども交えて和やかな雰囲気でした。        

緊迫した家計状況のヒアリングにも「寄り添ってくれている」ということが伝わってき

ました。        

流れとしては、「家計収支確認」⇒『今の問題点の確認』⇒『資産形成の希望の聞き取

り』⇒『FPからの提案』という流れでした。        
        
        

        
【デメリット・課題】  

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(問題点)        

最大の問題点は「時間」ですね。        

初対面で1時間やそこらで、状況を理解して改善策の提案までは難しいと思います。        
家計管理は難しい領域なんですね。大局過ぎるとピンとこないし、小局過ぎると引っか

からないし。        

生活のリズムも直結することなので腹落ちするには時間がかかりますね。        
        

(今後の展開・注意点)        

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今後、必要に応じて何回個別相談しても無料であるという事でした。        

私の場合は、耳寄りな情報があれば持参する、もしくは何か疑問があれば言ってね。と

いうことでした。        

その後、営業バリバリの訪問・書面・メール・電話については、何もありません。        

警戒するような心配事は大丈夫だと思います。        

今回、ご担当いただいたFPは専門が保険ということでした。        

ただ、置き換え余地というテーマの時に、現在加入している保険の置き換えに言及しな

かったのは感心しました。        

        
【やってみるべき理由】        

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ストレス発散        

情報・知識のブラッシュアップ        

経験値があがる        
        

(ストレス発散)        

なによりも「お金の話を遠慮なく話せる」ということが『ストレス発散』になりまし

た。

これは意外な効果でした。        

やはり、自分一人で考えて、迷って、悩んでという繰り返しのなかでストレスが蓄積さ

れるんですね。        

特に、家計管理については厳しい状況に「寄り添ってくれる姿勢」だけで充分に満足

した。        
        

(情報・知識のブラッシュアップ)        

それは、情報・知識・技術だけでなく、制度変更や新設・撤廃も含めてです。        

なかなか自力だけで網羅することはできません。        
        

(経験値があがる)        

ご担当のFPの得意分野がなんであれプロの考え方に接するということは価値がありま

す。        

もちろん、「事前の調査と準備はしっかり」でベストなFPに出会えることが最適です。        
しかし、上手くいかなくても反面教師として私たちの「経験値があがる」のです。        
        
皆さん、ぜひ一度体験してみてください。        
        

今回、無料相談を体験させて頂いたのは、

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

 

 

 

【東大式FPの無料FP相談を体験しました】【資産形成編】ファイナンシャルプランナー個別相談

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皆さん、「収入はなかなか増えない」「節約も限界はあるよ」と悩んでいませんか?

かつて、家計管理は一切せず、資産形成には目もくれず、数え切れないほどの選択ミス

を繰り返してきた私が一念発起して家計管理を始め資産形成に取り組むようになった

きっかけはFPでした。

そこで、家計管理・資産形成について悩んでいる方に最適な【FP無料相談】についてご

提案します。

資産形成をテーマに無料個別相談を体験しましたのでレビューします。

長くなりますので【資産形成編】と【家計管理編】の2パートにわけます。


【今回の目的】

f:id:sisan73:20220415104513j:plain

「客観的に評価してもらいたい」という一点につきます。

この2~3年で本格的に家計管理を始めたり、資産形成に取り組みだしたりと変化があり

ましたが「方向性はあっているか?」「見落としはないか?」という疑問や不安は常に

つきまとっています。

ひとりでやっていると、どうしても自分にとって心地よい環境、耳障りのよい情報に

偏ってしまいがちですからね。

そこで、過去の負の遺産の見直しも含めた総合的な資産形成についてのファイナンシャ

ルプランニングを希望しました。


【なぜ選んだのか】

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今回、私が体験したのはこちら。


ご覧になると一目瞭然ですが、「HPがサッパリして見やすかった」からです。

ファイナンシャルプランナー個別相談で検索すると様々なサイトがでてきますが、ご

ちゃごちゃ見にくかったり、逆に情報が少なすぎたり、金融機関の窓口の目的が固定さ

れてたりと「帯に短し襷に長し」という感じでいまひとつ踏み込みにくい印象です。

結局は実際に担当FPと接してみて相談してみないと分からないことなのですけれども、

洗練されたイメージにかけてみました

 

 

ファイナンシャルプランナーによる個別相談・感想】

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(時間・場所・FPの得意分野)

時間: 19:30

場所: 自宅

FPの得意分野:保険商品全般の提案

 

事前のアポイントの電話で、日時・場所を決めますが、

日時については休日の夜間でも対応してもらえました。

面談場所については喫茶店を推されてました。

自宅を希望すると少し驚いた様子で「え?自宅で良いんですか?」と確認されるほどで

した。後で聞いたところによると、ほとんどの方は喫茶店を希望されるようです。

自宅を知られたくない、自宅に入られたくない、というご意見が多いそうです。

私は喫茶店であまり込み入った話をしたくないので、やはり自宅が良いです。

 

(家計についてのやりとり)

※詳細は【家計管理編】でご報告します。

(資産形成についてのやりとり)

①資産額、内訳

②資産形成の経験、手法

③これからの資産形成の目的

 

①資産額、内訳

資産額:おおむね平均的な範囲内です。

FPからの指摘・助言:これといってなし。

資産内訳:勤務先の従業員持ち株会、確定拠出年金、つみたてNISA、投資信託ETF

個別株式(日本・外国)、貯蓄型保険

FPからの指摘・助言:企業型確定拠出年金については60歳まで引き出せない。けれども

老後資金として大切に。との助言。

 

②資産形成の経験、手法

資産形成の経験:勤務先の従業員持ち株会、確定拠出年金、つみたてNISA、投資信託

ETF、個別株式(日本・外国)

FPからの指摘・助言:保険商品での株での運用(?)は、保障もついて、株の成長もあ

るからお得。

 

③これからの資産形成の目的

30代後半からアクシデント連発し本気で家計管理と資産形成の必要性を実感しました。

大胆な変革を厭わず資産形成に取り組んでいます。

現状維持にこだわりはなく、必要に応じて変化を愉しみたい。

FPからの指摘・助言:毎月すこしづつでも株に投資して資産をふやすことが良い。株の

投資には色々なやり方がある。保険商品だと保障もつく。

 

(私の希望とFPからの提案)

確定拠出年金、つみたてNISA、投資信託ETF、個別株式(日本・外国)」について

は、考え方に偏りがないか指摘・助言を希望しました。

現状のやり方に問題はないが、保険商品での運用が保障もついて運用益もあがってお得

という助言でした。

保険商品のなかでは「運用部分を、円・外貨・株式から検討すると、圧倒的に株式で

す。」という結論でした。


(感触と流れ)

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時間としては1時間30分程度でした。

相談全体として「とても丁寧で親切だった。」という結論です。

適度に雑談もあり、FPご自身の経験なども交えて和やかな雰囲気でした。

流れとしては、

「家計収支確認」⇒『今の問題点の確認』⇒『資産形成の希望の聞き取り』⇒『FPから

の提案』という流れでした。

 


【デメリット・課題】

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(問題点)
最大の問題点は「時間」ですね。

初対面で1時間やそこらで、状況を理解して改善策の提案までは難しいと思います。

もう一点、「ミスマッチ」ですね。

私の場合、かなり早い段階で改善策として提案できる商品はないという結論に達しまし

た。

私は新しい情報と知識が増えて良かったのですが、FPに申し訳ないなと感じました

しかし、FPご本人はまったく意に介さず明るくあっけらかんとしていました。


(今後の展開・注意点)

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今後、必要に応じて何回個別相談しても無料であるという事でした。

私の場合は、耳寄りな情報があれば持参する、もしくは何か疑問があれば言ってね。と

いうことでした。

その後、営業バリバリの訪問・書面・メール・電話については、何もありません。

警戒するような心配事は大丈夫だと思います。


【やってみるべき理由】

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  • ストレス発散
  • 情報・知識のブラッシュアップ
  • 経験値があがる

 

(ストレス発散)

なによりも「お金の話を遠慮なく話せる」ということが『ストレス発散』になりまし

た。

これは意外な効果でした。

やはり、自分一人で考えて、迷って、悩んでという繰り返しのなかでストレスが蓄積さ

れるんですね。

 

(情報・知識のブラッシュアップ)
それは、情報・知識・技術だけでなく、制度変更や新設・撤廃も含めてです。

なかなか自力だけで網羅することはできません

 

(経験値があがる)
ご担当のFPの得意分野がなんであれプロの考え方に接するということは価値がありま

す。

もちろん、「事前の調査と準備はしっかり」でベストなFPに出会えることが最適です。

しかし、上手くいかなくても反面教師として私たちの「経験値があがる」のです。

皆さん、ぜひ一度体験してみてください。

 

今回、無料相談を体験させて頂いたのは、

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

 

 

【重要】【ご安心して下さい!】【050-3131-1651からの着信】どう対応したら良い?

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皆さん、見覚えのない電話番号からの着信にどう対応しますか?

結構多数の方は電話に出ないという対応をするようです。(私もです。)

しかし、必ずしもそうでは無かったという経験をしましたのでご報告します。

 

【(結論)050-3131-1651 からの着信の場合、電話に出て下さい!!】

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050-3131-1651 は Amazon 配送業者さんからの電話です。

電話は、主に商品の配達に関する確認や問い合わせの電話です。

そして電話がかかってきた場合、すでに荷物を持って配達に向かっている場合や自宅の

前に到着している場合です。

安心して電話にでましょう。

 

【電話に出られなかった場合、どうなるの?】

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どうにもなりません。

私がそうでした。

見覚えのない電話番号で躊躇している間に切れてしまいました。

折り返し電話してみると、女性の自動音声で

Amazonにご連絡頂きありがとうございます。・・・ご注文の配送について・・・詳

細はAmazonのWEBサイトをご参照ください。」

で一方的に通話が切られます。

今度は私がキレました。

ドライバーと直接話すことはできないということです。

ヤマト運輸のようにはいかないのです。日本郵便に近いですね。自動音声のあたりが。


【じゃあ、どうするの?】

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というところです。

私の場合、外出先で電話しにくい状況でしたので「WEBサイトから配送方法の変更を設

定」でやってみました。

登録しているメールアドレスに届く「商品の配達を試みました」というメールの本文に

「配送状況の追跡」という部分を押せば画面が切り替わります。

そこで配送時間の変更や置き配への変更の設定ができます。


【本当にAmazon 配送業者さんからの電話?】

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確認方法としては

アカウントサービス⇒注文履歴⇒注文詳細⇒配送状況の確認で確認してみてください。

Amazonが配送」となっています。

 

ご覧いただきありがとうございます。

ご参考になれば幸いです。

 

 

sisan73.hatenablog.com

 

sisan73.hatenablog.com

 

sisan73.hatenablog.com

 

【必見ですよ】お金の悩みとファイナンシャルプランナー

f:id:sisan73:20210816203704p:plain

【2021.8.17.初投稿】【2022.4.10.更新】

 

皆さん、お金のお悩みを抱えていませんか?

直近の家計管理もギリギリで「今月も苦しいなあ。」「ボーナスは出るのかなあ。」と

いうような悩み事から「子供の教育費準備できるかな?」「住宅購入できるかな?」

「老後資金は足りるかな?」というような将来の不安までお金の悩みは幅広いです。

そんなお金の心配事があった時、誰に相談しますか?

親兄弟、親友にもお金の相談はしにくいですよね。

かといって「ネットで検索しても本を読んでもよくわからない!」という人にむけてフ

ァイナンシャルプランナーの活用方法をご紹介します。

 

 

人生100年時代」に対応する資産形成とは】

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社会環境の整備、医学の進歩などのおかげで人生100年時代」となりました。

とても喜ばしいことですが不安もあります。

それは「健康」と「お金」です。

人生100年時代」に対応した「健康」と「お金」を準備しないと老後の苦しい時期が

長くなるだけになってしまうからですね。

 

 

【誰もが通る道『収支バランスの難しさ』】

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20~30代のうちは収入も少なく支出が多いんですよね。

社会に出ていろんな人と出会い、いろんな経験をするからですね。

40~50代には出費のピークになるケースが多いのです。

だんだんと仕事・家庭の用事、付き合いも増えて家計管理や資産形成について考える時

間を確保することが難しくなってきます。

そうこうしているうちに決断のタイミングは目前に迫っているものですしね。

 

 

【自分にとっての収支バランスの最適化を探る】

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結論から言います。

外部知識としてファイナンシャルプランナーを活用しましょう。

そこで最大のポイントは

「自分に合うファイナンシャルプランナー」を探すことです。

生活者の資産形成において必要な金融知識は多岐にわたり、情報の更新も頻繁に行われ

ます。すべてを整理して客観的に判断して冷静に処理するのは難しいです。

また、収支バランスの最適化にはライフプラン・ファイナンシャルプランを適宜、見直

していくことが大切になってきます。

だからこそ総合的な相談ができる「自分に合うファイナンシャルプランナー」を探す

ことを始めましょう。

 

 

ファイナンシャルプランナーとは?】

では「ファイナンシャルプランナー」とはどういったものなのか?

調べてまとめました。

 

金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度などの幅広い知識を備え、わ

たしたちの夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートするパートナー

NPO法人日本FP協会 ホームページより」

 総合的なお金の専門家ということですね。

 

 

ファイナンシャルプランナー資格とは?)

NPO法人 日本FP協会が認定する「CFP®資格」および「AFP資格」と

国家検定であるFP技能士(1~3級)があります。

NPO法人日本FP協会 ホームページより」

 

 ファイナンシャルプラン相談をするには、必ずしも資格を持っていなくていけない

というわけではありません。

しかし実際には、金融まわりの専門的な知識が求められることから、ファイナンシャル

プランナーの資格を取得してから活動することが一般的です。

相談前に保有資格、経歴も確認すると良いですね。

 

CFP®・AFP資格には、資格更新制度があり、2年ごとに所定の継続教育や実務研修などを修了したFPのみが資格を保有しています。

NPO法人日本FP協会 ホームページより」

 最新の情報・知識・技術にブラッシュアップする仕組みがあるということですね。

 

ファイナンシャルプランナーの特徴は?)

ファイナンシャルプランナーは、「企業系」「独立系」に分かれています。

違いとしては明確で

 

企業系ファイナンシャルプランナー

銀行、証券会社、保険会社など金融機関や、住宅会社等に勤務

 

独立系ファイナンシャルプランナー

FP事務所を経営または勤務

 

ここが「得意分野」に関わる大きなポイントになります。

 

(費用は?)

「無料相談」、「有料相談」がありますが、「無料」については「初回のみ」か期間限

が多いようです。

独立系では、1時間5,000円から10,000円が主流ですね。

顧問契約は、月10,000円から30,000円、契約期間中の無料相談・ライフプラン作成・情

報発信がセットされているようです。

 

 

 

(注意点は?)

企業系では取り扱い商品の販売意欲が高く、契約前提で進んでいく傾向があります。

独立系でも代理店、ネットワーク重視のファイナンシャルプランナーは販売意欲が高い

傾向にあるようです。

また、ファイナンシャルプランナー個人個人の力量の差が大きいです。

しかし、ファイナンシャルプランナーはいずれかの組織に所属していたり提携している

ので「危険性」はないと思います。

相談する側の意識次第というか、過度に依存していなければ大丈夫です。

 

 


ファイナンシャルプランナーの活用方法は?】

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一番、大切なことは「自分にとっての目的・目標を明確にしておく」ということです。 

つまり「自分にとっての収支バランスの最適化を探る」手伝いをしてもらうことです

ね。言い換えれば「勧められた商品を買うことが目的ではない」ということです。

ファイナンシャルプランナーの情報・知識・技術を活用するという姿勢です。

複数のファイナンシャルプランナーと接して違いや特徴を経験することも良いですね

 

 

【私の経験談

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私がかつて家計管理にも資産形成にも取り組んでいなかったころのことです。

ライフイベントごとに企業系ファイナンシャルプランナーに相談しました。

そして勧められるままに契約しましました。

専門家が勧めるのだから間違いないだろう。というやつです。

(詳しくは別記事でご紹介します。)

この3年間でそのすべての契約を見直し、やり直しました。

何が問題だったのか?

「自分にとっての収支バランスの最適化を探る」という視点がなかったんですね。

足し算ばかりしてきたわけです。

 

【今、やるべきこと】

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ファイナンシャルプランナーにすべてを任せるのではなく、「情報・知識・技術を活用させてもらう」という姿勢が大切です。

自分の目的に合うファイナンシャルプランナーを見つけることが重要です。

そのためには無料相談で私たちのの経験値をあげましょう

なにか一つでも気付きがあればしめたものです。

 

私も実際に受けた「FP無料相談」をご紹介します。

こちらからの申し込みでFP無料相談ができますよ。

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

【間違いのない】資産形成の始めかた

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【2021.7.21.初投稿】【2022.4.7.更新】

 

資産形成にお悩みの方、苦手意識をお持ちの方にうってつけのテーマです。

資産形成への取組みは、家族構成や価値観でかなり変わってきます。

絶対的な正解はなく、日々、学び、経験しながら自分にとっての最適を探り続けるもの

なんですね。

だからこそ不安にもなり悩みもします。

そこで「【間違いのない】資産形成の始めかた」について考えてみましょう。

 

【直近の状況】

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まず、直近の状況を確認しておきましょう。

日銀が発表した資金循環統計によると、

2021年3月末時点の個人(家計部門)の金融資産残高は前年比7.1%増の1,946兆円

 

資産別では、

現金・預金残高は5.5%増の1,056兆円

投資信託は33.9%増の84兆円

株式等も32.1%増の195兆円

金額ではまだまだですが、投資に資金が多く流入していますね。

 

また、金融庁の発表によると2021年3月末のNISA口座

開設数は4.1%増の約1,586万口座

買付額は6.3%増の約23兆円

 

若い世代の関心が高く、年代別の口座数は

20代が10.5%増の約112万口座

30代が9.3%増の約227万口座

新聞・雑誌・テレビ・SNSでも投資関連の話題が活況です。

「老後2,000万円問題」、「コロナ給付金」、「緊急事態宣言」などで資産形成に取り組

み始めた人も多いようですね。

 

【何が問題でしょうか】
よくある資産形成の悩み

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「資産形成をしていない」「余裕もない」という悩みをお持ちの方は多くいらっしゃい

ます。

よくよく聞いてみると誤解の場合もあるようです。

まず「預貯金」も立派な「資産形成」です。

コツコツと継続している「預貯金」はむしろ資産形成の「大本命」です。

しかし、どうやら「預貯金」では足りないようだぞという点が問題なんですね。

そこで「預貯金」よりもリターンが期待できる投資に目が移っていきます。

つまり、あくまでも株式投資も不動産投資も仮想通貨投資も土台に「預貯金」があって

こそです。

また勤務先の「財形貯蓄」「従業員持ち株会」「企業型確定拠出年金」への加入も立派

な「資産形成」です。

まず「生活の維持・防衛」を確保して、そこから先の余剰資金が投資資金になります。

つまり、家計管理がキーポイントになるということです。

 

【ご心配には及びません】
気づいただけでも大したもの

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生活維持の危機、家計の危機、という事態でもないのに「資産形成」について考えてい

るということは素晴らしいです。

私が自発的に資産形成について考え、取り組み始めたのは3年前。

どうしようもない状態まで追い込まれてからやっとです。

それまでは勤務先の「従業員持ち株会」「企業型確定拠出年金」への加入だけという偏

った資産形成でした。

しかし後の危機的状況を救ってくれたのは「従業員持ち株会」の資産でした

 

【結論】
資産形成の王道を歩みましょう

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資産形成の2大お悩みテーマ「始めるタイミング」と「手法」についてご説明します。

まず「資産形成の王道」を歩みましょう。

ズバリ「長期・積立・分散」です。

言い換えれば「なるべく早く」「小さく始めて大きく育てる」のが良いですね。

ナゼか?具体的に考えてみます。

まず、『始めるタイミング』というのは、結論としては「いつ始めても良い」です。

すこし乱暴で消極的な表現になりますが「考えても無駄」というのが実態です。

最近の事例で考えてみるとコロナ・ショックで急激な暴落・回復がありましたが

「株価の下落幅、回復速度、上昇幅、予測できましたか?」

「納得できる買い付けができる資金を準備できていましたか?」

答えは「いいえ。」の方が多いと思います。

相場が上がるのか下がるのかを正確に読み切ることは誰にもできないからです。

今から考えるから「株価が暴落した時に買っておけば良かった」とも思えるだけで

2番底・3番底、長期低迷と騒がれていた時に買えましたか?

今から考えるから「まだまだ株価は上がる。早く投資しないと」とも思えるだけで

今がピークだとしても買えますか?

つまり結局は「考えても無駄」「いつ始めても良い」となります。

であれば「なるべく早く」が良いです。

つぎに、「手法」ですが「長期・積立・分散」に相性ピッタリなiDeCo・つみたてNISA

などの非課税制度を最大限に活用しましょう。

iDeCo・つみたてNISAの何が良いかと言って非課税制度もさることながら「長期・積

立・分散」の仕組みになっているからですね。

また、資金投下力から考えても

一般的な世帯の生活収支で資金力も考慮するとiDeCo・つみたてNISAをあわせて、月に

約60,000円の資金投入で十分なところではないでしょうか。

いろいろな成功体験や派手な話題に心が惹かれるのは仕方ありませんが、冷静に自分自

身の戦力(情報力・技術力・資金力)を受け入れましょう。

始めは戦力(情報力・技術力・資金力)から考えて、iDeCo・つみたてNISAで投資信託

を積み立てていくことを軸にするのが良いですね。

なぜなら投資信託では優良な銘柄の詰め合わせに小額で分散投資できるからです。

まずは大失敗する可能性が低く、継続しやすい、制度・仕組みを活用するのが良いです

よ。

 

【もう一度確認】
資産形成の土台部分、とても大切

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コツコツと継続している「預貯金」は資産形成の「大本命」であり、株式投資も不動産

投資も仮想通貨投資も土台に「預貯金」があってこそです。

まず「生活の維持・防衛資金」を確保して、そこから先の余剰資金が投資資金になると

いうこと。つまり、家計管理がキーポイントになりますね。

そのためには、『自分のライフプランに沿ったファイナンシャルプラン』を検討しましょう。

そうすることで目標の時期・規模が明確になり、投下資金の規模、対象が具体的になっ

てきます。

タイミング・手法を考えるよりも、重要なことは「目標・目的を定めること」です。

「何のために、いつまでに、どういう成果を出したいのか?」を考えるということです

ね。

例えば、教育費、住宅購入費や老後資金などです。

5年後に必要な資金と、20年後に必要な資金では、資産形成についての目的がまったく

違うので投資方針・行動が違ってきます。

そして、適切な「生活の維持・防衛資金」「投資方針・行動」に絶対的な正解はなく十

人十色なんですね。

誰にでも共通しているのは『自分のライフプランに沿ったファイナンシャルプラン』が

必要だということです。

 

【有効な補強手段】
外部知識を積極的に活用しましょう。

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とはいえ「ライフプランってどんなの?」「ファイナンシャルプランなんて難しくて分

からない」という方も多いですね。

そういうときは「FP無料相談」から始めてみましょう。

はじめのとっかかりをカタチにする段階では外部知識を積極的に活用しましょう

なにせ、ライフプラン・ファイナンシャルプランというのは「FP無料相談」のど真ん中

ですからね。

 

私も実際に受けた「FP無料相談」をご紹介します。

こちらからの申し込みでFP無料相談ができますよ。

 【ファイナンシャルプランナー無料個別相談】

 

【ご参考までに】

私の【経験談】【体験レビュー】もぜひ読んでみて下さい。

できるだけ生々しく書きました。

 

一緒に「人生100年時代の資産形成」に挑戦しましょう!!

「老後2,000万円不足問題」の解決策

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【2021.7.14.初投稿】【2022.4.4.更新】

 

人生100年時代」というと何を思い浮かべますか?

「健康」「資金」が多いのではないでしょうか。

つまり『老後の不安』ですよね。

今回は良くも悪くも世間に影響を与えた「老後2,000万円不足問題」について

ご紹介していきます。

 


「老後資金2,000万円不足問題」とは?

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2019年に「老後2000万円問題」というのがあったことを覚えていますか?

当時、マスメディアが大きく取り上げ話題になりました。

私の周囲でも短い期間でしたが話題になっていました。

 

騒動のきっかけになったのは『金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会

における資産形成・管理」』という報告書です。

 

しかし、世間では報告書の内容については否定的な意見が多かったようです。

「老後不安をあおる」ことは問題ですが「2000万円問題などというものは存在しない」

という主張にただ安心するのも早計ですよね。

 

そこで、3つのポイントを通じて重要なメッセージを読み解きましょう。

 

「老後資金2,000万円不足問題」の3つのポイント

「高齢社会における資産形成・管理」より

 

「老後資金2,000万円不足問題」のポイントとしては

【収入・支出の状況 平均的収入・支出】

【長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要】

【ライフスタイル等の多様化により個々人のニーズは様々 】

の3つのポイントです。

順番に見ていきます。

 

1.現状整理(高齢社会を取り巻く環境変化)
(2)収入・支出の状況
 ア.平均的収入・支出
(P.8~P.10)より

 

高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月の赤字額は約5万円となっている。この毎月の赤字額は自身が保有する金融資産より補填することとなる。

 

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(出典)第21回市場ワーキング・グループ 厚生労働省資料

 

この箇所がクローズアップされて、否定的な意見が多かった部分です。

俗に言う「2,000万円不足問題」ですね。

 

否定的な意見として「この不足額の計算はおかしい」「夫婦ともに完全に無職?」「赤

字額がずっとつづくのか?」などなど。

 

しかし、あくまでも「高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると」という表現になってい

ます。

 

大切なことは、「平均的な収入・支出で老後資金は不足する」ということです。

 

2.基本的な視点及び考え方
(1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要
(P.21)より

 

前述のとおり、夫 65 歳以上、妻60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20~30 年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300 万円~2,000 万円になる。

この金額はあくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。

当然不足しない場合もありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くのお金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要になってくるものと考えられる。

重要なことは、長寿化の進展も踏まえて、年齢別、男女別の平均余命などを参考にしたうえで、老後の生活において公的年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか、考えてみることである。

それを考え始めた時期が現役期であれば、後で述べる長期・積立・分散投資による資産形成の検討を、リタイヤ期前後であれば、自身の就労状況の見込みや保有している金融資産や退職金などを踏まえて後の資産管理をどう行っていくかなど、生涯に亘る計画的な長期の資産形成・管理の重要性を認識することが重要である。

 

 

 

まず、「不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる」

と明記されています。

 

それに続く「これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くのお金が必要

となり」という部分が重要な考え方です。

直感で感じ取りやすいシンプルな考え方として素直に受け止められますよね。

 

そして、「長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要になってくるものと考

えられる。」ですね。

ここが最も大切なメッセージ「資産寿命を延ばす」です。

つまり、ここで資産形成が重要なんだという方向性が示されたのです。

 

続く「老後の生活において公的年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になる

か、考えてみることである。」

これは、ライフプランニング・ファイナンシャルプランニングをしましょう。というこ

とです。

 

さらに後段では現役期とリタイヤ期での資産形成・資産管理の留意するポイントの違い

にふれています。

 

「現役期であれば、後で述べる長期・積立・分散投資による資産形成」とは非課税制度

として有利なiDeCo・つみたてNISAが想定されます。

 

「リタイヤ期前後であれば、自身の就労状況の見込みや保有している金融資産や退職金

などを踏まえて後の資産管理」とは資産寿命を長持ちさせる取り崩し方が基本になりま

す。

 

 

2.基本的な視点及び考え方
(2)ライフスタイル等の多様化により個々人のニーズは様々 より
(P.24)より

 

このようにライフスタイルが多様化する中では、個々人のニーズは様々であり、大学卒業、新卒採用、結婚・出産、住宅購入、定年まで一つの会社に勤め上げ、退職後は退職金と年金で収入を賄い、三世帯同居で老後生活を営む、というこれまでの標準的なライフプランというものは多くの者にとって今後はほとんどあてはまらないかもしれない。今後は自らがどのようなライフプランを想定するのか、そのライフプランに伴う収支や資産はどの程度になるのか、個々人は自分自身の状況を「見える化」した上で対応を考えていく必要があるといえる。

 

 

この「これまでの標準的なライフプランというものは多くの者にとって今後はほとんど

あてはまらないかもしれない。」という部分は個人ごとのライフプランニングが必須な

時代だということです。

 

続いて「自らがどのようなライフプランを想定するのか、そのライフプランに伴う収支

や資産はどの程度になるのか、」という部分はファイナンシャルプランニングが重要と

いうことです。

 

 

「老後資金2,000万円不足問題」の解決策

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結論として、

一人一人がライフプランニングを行い、

ファイナンシャルプランニングに取り組もうということです。

 

人生100年時代」においては、標準モデルというものに縋るのではなく、個別の多様

なプランニングが必要なのです。

 

そこでは「資産形成」という考え方がとても大切になってきます。

 

一緒に「人生100年時代の資産形成」に挑戦しましょう!!